億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、37歳現在、資産額5,300万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


「ある奴隷少女に起こった出来事」「わたしを離さないで」を読んだよ

続けて英語原作の本を読んだので、感想を書いておきます。大丈夫です、ネタバレはなしです。

 

読んだ本はこちらの2冊です。

 

ある奴隷少女に起こった出来事 (新潮文庫)

ある奴隷少女に起こった出来事 (新潮文庫)

 

 

まずは、本屋で平積みになっていた「ある奴隷少女に起こった出来事」。

 

奴隷制度が残っていた時代の実話です。創作小説だと思われて埋没していましたが、実話だと証明されベストセラーになりました。 

 

 

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

 

 

次に、「わたしを離さないで」。

 

ノーベル文学賞を受賞した、カズオ・イシグロ氏の作品です。

 

読みながら「秘密」に気づても、詮索するのは野暮です。イシグロ氏が謎を明かしていくのを、じっくりと楽しみましょう。

 

 

2冊とも、もとの作品がいいのは勿論だとは思いますが、翻訳が素晴らしいです。文章が生き生きしていて、ストーリーにリズムが出ていました。

 

僕は翻訳本を読まないようにしていました。

 

翻訳作業が入ることで、作者の「感情」みたいなものが、薄まると思っていたためです。原書を手にして、辞書を開いて苦労しながら読むのが、僕の英語本の読書方法です。

 

間違いでした。

 

下手な英語で無理やり読むぐらいなら、専門の人が訳した文章を読んだほうが、よほど原書の雰囲気を味わうことができます。

 

「ある奴隷少女に起こった出来事」の堀越ゆき氏は、出張中の新幹線で原著を読み、自分が翻訳しなければと思い立ったそうです。

 

「わたしを離さないで」をはじめ、イシグロ文学を数多く翻訳している土屋政雄氏は、文芸翻訳だけだと収入が足りなかったため、実務翻訳と兼業していたそうです。

 

なんとなく原書で読んでみようと思っていた程度の僕とは、熱意が違います。

 

これからも、安心して翻訳版を読もうと思ったのでした。