僕は、会話に困らない程度に、中国語ができます。
自分の語学能力が高いなどとは、決して思いませんが、中国人と仕事のやり取りをしているうちに理解できるようになりました。
中国語を喋っていると、何級持ってんの?なんて、よく聞かれます。
語学教室に通って勉強していた時期もありましたが、検定などは受けたことがなく、返答に困ってしまいます。
そもそも、3級!とか答えたところで、習得感とか伝わるんですかね。
とりあえず、へー。すごいねぇ。などと返されるのでしょう。
このやり取り、心底意味がない。
外国語を学ぶのは検定のためじゃないんだ、意思疎通のための武器なんだぜ。
えーっとですね、すみません、検定受けます。
勤務先が中国語を話せる人材を増やしたいようで、検定に合格すれば、勉強代を還付してくれるのです。
中国語のレッスンって、結構高いんですよね。僕が以前お願いしていた先生は、1時間で3,000円もしました。
1回の検定合格につき、30万円まで補填してくれるので、100時間も通えます。
こりゃあ、日本語より中国語が上手になっちまうな。
指定されている検定は、中国政府公認のHSKです。問題も解答も中国語で、実用能力が要求されます。
より勉強っぽい、中国語検定という日本独自の検定もありますが、HSKは、僕には好都合です。
学問として中国語を勉強してきていないので、発音とか文法とかハチャメチャなんですよね。
中国語は地方のクセが強く、中国人同士でも強引に意思疎通しています。そのため、僕の適当な中国語でも通用しちゃうのです。
大きい声で話すと伝わることが多く、ついつい怒鳴るようにしゃべってしまいます。
中国の人が、家電屋などで大声で話していますが、あれは、自分の思いを正確に伝えようとする、几帳面な気配りからなのです。怪訝な目で見てはいけません。
HSKは、1級から6級まで設定されており、級が上がるほど難解になります。
会社で認定されるのは、3級以上からです。
HSK3級は、基本的なコミュニケーションレベルが要求され、中国語検定で4級、TOIECで650点ぐらいの水準らしい。
うーん、レベル感がまったく分からない。
会社の補助は検定ごとに発生するので、とりあえず3級から順に受験します。
来年の3月まで制度を利用できるので、今期中に、HSK最上級の6級まで、刻んで取得する策略です。
締めて、120万円也ですな。むふふー。
今までも、中国事情や企業について記事にしていますが、これからは、より鮮度が高く、正確な情報をお届けできるようになることでしょう。
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中国の風水老師にお目にかかったことがあります。
中国の音声認識企業、アイフライテックについてです。中国語での情報収集に苦労しました。