メルカドリブレが、2018年第1四半期の決算を発表しました。
メルカドリブレは、中南米でEコマース首位の地位を築いている、アルゼンチンの企業です。PER(株価収益率)は、1,000倍を超えており、市場からの熱視線を浴びています。
僕も、200万円分ほど株式を保有しており、個別株では最大です。
期待のメルカドリブレなのですが、決算が発表される前から、株価は低迷を続けていました。
3月の最高値からは、なんと、20%もの下落です。
僕は、余裕です。
南米では、ネット接続率が上がり続けており、Eコマース市場の成長は、間違いありません。
「成長の罠」が気にはなりますが、大丈夫、アマゾンやアリババの成功事例があるじゃないか。
赤字決算でした。
えっ、マジで? 2期連続?
当然、株価は落ちます。
まだ、落ちちゃう感じ?
送料無料キャンペーンが、足を引っ張ったようです。
むー、これは良くない兆候ですね。
メルカドリブレの、2017年の利益率は1%を切っており、まだ種撒き時期なのです。
ブラジルでは、アマゾンが、本格的に進出してきています。体力勝負のサービス合戦を仕掛けられたら、アマゾンの資本力には太刀打ちできません。
そして、メルカドリブレの売上の半分以上は、ブラジルから生み出されているのです。
1,000倍ものPERが、適正に落ち着くためには、ロケットのような成長が必要です。
今後の展開からは、まったく気を抜けませんが、これからも保有を続けようと思います。
こういった弱気局面で追加購入ができれば、ミリオネアに近づけるのかもしれませんが、さすがに、そこまでの勇気はありません。
ハトのような目で、呆けたように口を開け、アマゾンの襲撃に耐えうることを祈るばかりです。
よろしければ、こちらもどうぞ。
メルカドリブレの保有には、心が休まる暇がありません。
「成長の罠」は、メルカドリブレにも訪れるのでしょうか。