僕はトリトン・インターナショナル(TRTN)を保有しています。
トリトンは、世界最大手のコンテナリース会社です。海上輸送用を主力としています。
世界は密接に関わっており、海上流通の役割は重要です。
PER(株価収益率)は8倍を下回っており割安で、6%の配当も出るので、長期保有に相応しいと考えたのですが、目論見が甘すぎました。
時価総額が小さすぎて、毎日の株価変動が激しすぎます。
企業規模は、同じ資本財のGEの、50分の1ほどの規模しかありません。1日の変動幅が、5%を超えるのはザラなのです。
輸送関連という、景気や政治動向に左右されやすい業務内容も、うねりを大きくしています。
11月に高値を記録してからは、市場の調整、米中南米摩擦の直撃を受けて、30%も値を落としました。
そんなに変動されたら、長期保有の果実を獲る前に、僕の精神が崩壊してしまう。
(TRTN1年チャート)
保有銘柄を絞りたいこともあり、売却を検討していました。
市場の調整で下げた株価の、80%を戻すことが、設定した売却ラインです。
しかし、トリトンは下げ止まらず、値を落とす一方でした。
さすが景気動向株ですね。市場に先駆けて下げ、上がるのは最後なのです。
売り逃しを防ぐため、市場平均が調整前の水準まで回復したら、強制的に売却するつもりでしたが、ここに来て、株価が戻ってきました!
残り、2%まで肉薄しています。頑張れ、トリトン。
トリトンは、5月31日に、投資家に向けた説明会を開催するそうです。
ポジティブな発表が期待できますから、いよいよ売れちゃいそうですね。
80%までの回復といわず、高値更新の期待もありますが、深追いは禁物です。
サクッと売却して、安心して保有できるVTIに買い換えようと思います。
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トリトンは、バリュー株として投資したつもりでしたが、長期保有するには、企業規模が小さすぎました。