無リスク資産は、リスクフリー資産とも呼ばれ、元本が保証された資産を意味します。
国債や普通預金、現金などが、そうですね。
一方で、収益の見通しが不確実なものが、リスク資産です。
危険資産とも呼ばれており、危ない感じが、とてもよく伝わってきます。
証券会社の資産運用の手引きによると、一辺倒なリスク資産保有は危険だそうです。
資産の半分を無リスク資産にしておくのと、バランスがいいとされていました。
ちょっと、待って。それって、安全なの?
僕は、差し当たりの生活費以外は、すべて株や金、保険などの金融商品に投下しています。
結果的に、無リスク資産は、資産の5%だけです。
5%⁉
大丈夫です。
非常に積極的な状況になっていますが、エキサイトすぎて、オーバーヒートしているわけではありません。
確かに現金は、それ自体が変動するリスクは避けられますが、周囲の変動には追随できません。
インフラリスクや為替リスクに対して、無防備なのです。
物価が暴騰したり、円が暴落したりしたら、目も当てられませんよ。
クソと化した日本円を握り締めて、吹きすさぶ焦土に立ち尽くすのみです。
給料だって、円の価値が希薄したら、とめどなく流れる涙を拭うことしかできません。
そもそも、円が暴落するということは、日本で仕事できる状況じゃないってことです。
環境変化へのリスクが、「安心」への対価として求められることは、認識しておくべきでしょう。
僕は、臆病なので、そんな物騒なものを、大量に保有は出来ません。
今は、資産のほとんどを米国株式に投下していますが、現金を保有するよりは安全だと考えています。
インフレリスクと為替リスクはヘッジできますし、金融商品にすることで、盗難のリスクだって激減しますからね。
泥棒に入られても、金目のものは、すべて口座のなかです。
口座情報を盗まれても、悲しいほどに預金はありません。
資産を金融商品として保有しているため、盗もうと思ったら、まず現金化する必要があるのです。
口座にログインして、売却指示を出し、無事に売却できたことを見届けたら、口座に振り込まれるまで、数日待つ。
僕が泥棒だったら、そんな悠長なことはしませんね。
金融商品には、ローリスクな債券から、ハイリスクの株式まで、一通り揃っています。
表面的な安心を手に入れるより、割安だと思っています。
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サラリーマンは、投資へのリスクが軽減されています。