2018年下半期は、香港株式市場の新規株式公開(IPO)に注目です。
複数のIPOが予定されており、特に、携帯の小米科技(シャオミ)と、配車アプリ「滴滴出行」の北京小桔科技が盛り上がりそうです。
通信基地局運営の中国鉄塔も、1兆円以上調達すると見られています。
IPO株式獲得のためには、事前の申し込みが必要です。取り扱いは、香港の紙幣を発行しているHSBCが手堅いです。
応募を締め切ってから約2週間後に結果発表、割り当てられた株式を購入できます。
購入できなかった資金は返却されますが、申し込みには全額を提出しなければなりません。
以前、香港IPOを購入したことがあるのですが、その際の割り当ては申し込み株数の10%でした。人気銘柄の割り当ては、さらに少なくなることが想定されます。
シャオミ、滴滴出行の2銘柄は、市場の期待度が特に高く、公募価格で購入できれば、短期売却での利益を出せそうです。
応募した満額を買えることはないでしょうから、この2つのIPOには、可能限り最大の申し込みをしようと考えています。
香港の銀行ではIPOローンも用意されていますが、借金してまで応募するのは気が引けます。IPOは博打的な要素が大きいですからね。
香港証券取引場は、今年から種類株を導入し、売り上げ計上がないバイオテクノロジー企業の上場も認めました。
これからも、注目度の高いIPOによって香港に資金が流入しそうです。このウェーブには、乗るしかありません。
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IPO株の長期保有は考えていません。手に入れたら、すぐに売ってしまいましょう。