「旅かえる」は旅行に出かけたカエルを、ひたすら待つ携帯ゲームです。
日本企業が開発し、日本語版しかないにも関わらず、中国で爆発的ヒット。3ヶ月で3000万回もダウンロードされました。
3000万回って・・・。
中国市場の破壊力を感じさせますね。
アリババが中国語版を開発したとのことで、中国語の勉強も兼ねて遊んでみたかったのですが、アンドロイドでしかダウンロードできず。
残念・・・。僕はアップルユーザーなのです。
今さら感はありますが、日本語版の「旅かえる」を始めてみました。
(旅かえる より)
庭のクローバーを集めて弁当や道具を買いそろえ、支度をしておくとカエルが勝手に旅に出ていきます。
どこに向かうかは、準備したグッズにも左右されるものの、カエルの自由です。旅に出たカエルは、写真を送ってくれたり、お土産を持ち帰ってきたりします。
こういうゲームを、放置系というらしいです。プレイヤーがなにもしなくても、勝手に進行していきます。
僕は、過度に熱中しがちなのでゲームを避けていたのですが、これなら大丈夫。
没頭しようにも、やることがなさ過ぎます。旅の準備をしてあげることしか出来ない。いつ旅立つのかも分からないし、出かけた後は帰りを待ち侘びるしかない。
これはいいですね。まったり感がたまらない。
競う必要もなければ、戦う相手もいません。ただただ、カエルを見守るのです。
なんとなく携帯を触って、無為に時間を過ごしてしまいがちですが、そんなときには「旅がえる」。
カエルの様子を確かめて、また現実に戻るのです。その間、15秒。オッケー、僕のカエルは元気にやっている。
会議中にカエルの様子を確かめてゲームBGMを流してしまいましたが、「旅かえる」の音楽はまったりしているので大丈夫です。
ほー、なんだか癒されるねってなもんですよ。
会議を一服させたとして、僕の評価が高まったほどでした。
疲れているサラリーマンの必須アプリですね。
「旅かえる」が流行るほどに、中国もストレス社会なんだなぁと共感が湧いたのでした。
よろしければ、こちらもどうぞ。
中国人は政府に高度管理されているので、リラックスが必要なのでしょうね。