狭い日本でサラリーマンをやっているからか、考えがせせこましくなってきています。
これはあかん。このままでは、偏屈じいさんになってしまう。
僕は、堂々としていて大らかな人間になりたいのです。
田んぼでも耕そうかな。 ・・・思いつきで人生を急展開させるのはリスクが高すぎますね。
視点を上げようと、啓発系の本を読んでみました。

- 作者: ボブ・バーグ,Bob Burg,ジョン・デイビッド・マン,John David Mann,山内あゆ子
- 出版社/メーカー: 海と月社
- 発売日: 2014/01/29
- メディア: 単行本
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率先して誰かの役に立つことが重要とのことです。相手の利益を優先し、見返りを求めてはいけません。
平たく言えば、いい人でいることが大切なのです。
非常にシンプルなメッセージですが、妙に納得させられました。
僕は、挨拶と目が合ったときの笑顔を絶やさないようにしています。そうすることで、相手の態度が軟化することを知っているからです。
こちらがニコニコしていても、向こうがムスッとしていると、むむっとなります。それがいかんってことですね。
愛想よくするのは周囲の雰囲気をよくしたいからであり、僕を親切に扱ってくれるからではないのです。すげーな、聖人だな。
自己啓発系の本を読んだ後は、すぐに実践することが肝心です。
早速、電車のなかで積極的に席を譲り、駅で雨宿りしている女性に傘をあげ、会社では担当業務とは関係がなくてもアドバイスを出すようにしてみました。
なにか変化があったかを振り返ると、なにも変わっていない気がしますね。バスの横に座ったおっちゃんから、読み終わった週刊誌をもらったことぐらいでしょうか。
僕から親切にされた人は、面食らっていました。そりゃそうだろ、知らない人から傘もらったらビックリしますよ。
見返りを求めない親切は、単純に気持ちがいいです。
子どもの頃、近所の大人たちに大きな声で挨拶していたときの爽やかさ。
いいことをしている実感があるので、周りから親切にされたときにも素直に受け入れられるようになりました。
こういうのが巡りめぐって、自分の人生を物質的にも豊かにしてくれるらしいです。
本当にそうなのかは分かりませんが、人に親切をすると気持ちがいいことは分かったので、継続してみようと思います。
やけに愛想のいいやつから過剰に親切にされたら、それは僕です。不審者ではありません。心尽くしを素直に受け取っていただけば幸いです。