中国のスマートフォン大手企業シャオミ(Xiaomi/小米科技)の株式が上場されました。
公開価格はHK$17.00-、5,200 億円ほどの調達です。当初想定されていた半分の規模に収まりました。
僕は1,000株の割り当てを獲得できたので、即売却します。
通常の株式投資は長期保有でじわじわと儲けようと考えていますが、IPOは勢いに乗じてパッと売り切る作戦なのです。
初日
上場後、早速5.5%の下落。おいおいマジかよ。
注目株の公開なので、初値は公開価格を大きく上回ってくると考えていたのですが、当てが外れてしまいました。
その後もズルズルと推移し、1.2%の下落で初日は終了。
予定を翻し、売却せず。
香港証券取引所のハンセン指数(恒生指数)構成銘柄に組み込まれそうだとの情報が出ていたためです。
2日目
ハンセン指数への組み込みが確定。
やったぜ、シャオミ。昨日売らなかった僕、えらい。
株価は急騰、13%も値上がりしました。
3日目
取引開始の1時間後に売却すると決めて臨みます。
IPO株をダラダラと保有するのは、僕の戦略外なのです。
2%下げてスタート。えー、景気よくいこうよ。
その後は持ち直し、HK19.80-まで値を上げました。
予定時刻になったので、HK$19.60-で売却。
それからは下げに転じていたので、タイミングがよかったです。
株価の結果
HK$17.00- → HK$19.60
3日間で15.3%の値上がりです!
これぞIPOのスピード感。素晴らしい成績です。
・・・ハンセン指数への組み入れに助けられただけですね。事前に情報を手に入れていなかったら、初日に売却していました。
あぶねぇあぶねぇ。
手数料を差し引くと、実益は32,500円。 やったー!!!
・・・少なくない?
株式の保有額が膨らんでおり、50万円ぐらいの増減は日々発生しています。3万円は誤差レベルです。
いいのです。
IPO株による3万円の利益は、株式長期保有による増減とは別物です。
正月にしか会えない羽振りのいい親戚みたいなもんです。
3万円あげるから、家族においしいものを食べさせてあげなさい。わーい。
あぶく銭なので、好きに使えます。よし、香港株を買おう。
安売りされていた中国大手IT企業のテンセント株を、100株購入。50万円でした。
おいおい。
IPOでの利益はおろか、売却金超えています。
3万円分の勢いが、僕にテンセント株を買い増しさせました。IPO応募のために資金を香港ドルに変換しており、余力があったのです。
これからも、中国の通信基地局を運営する中国鉄塔や、配車アプリ「滴滴出行」の北京小桔科技、フードデリバリーの美団点評など、1兆円クラスの中国企業IPOが香港で相次ぎます。
大型IPOには、引き続き参加する予定です。僕の資産形成は加速することでしょう。あぶく銭を獲得し、保有する株式に投入し続けるのです。