クルーズ船銘柄のカーニバル(CCL)を売却しました。
地合いが悪く売却時期を見計らっていたのですが、週の前半までに株価が多少回復したため、ようやく手放すことができました。
7/10 売却 CCL $58.00- x 75株
(CCL株価 6ヵ月チャート)
富裕層の増加を見越しての保有でしたが、同じ狙いでカジノ株のラスベガスサンズ(LVS)も持っているため保有銘柄を絞ったのです。
カーニバルの売却分で、生活必需品銘柄のP&G(PG)を買い増しました。
7/10 購入 PG $78.00- x 60株
(PG株価 6ヵ月チャート)
P&Gは62年間も配当を逓増しつづける増配銘柄の代表格であり、最近では残念な株価推移でおなじみです。
市場から見放されている高配当株こそが投資家に利益をもたらすと考えるシーゲル博士の説得力はあるけれど、どうにも最近は儲かっていない戦略があり、僕は投資額の25%を使って運用検証をしています。
株価低迷は4月に混迷を極めているので、もっと早めに買い増しておいてもよかったのですが、いかんせん魅力がなさ過ぎて3ヵ月も経ってしまいました。
売上もCFも安定して推移していますが、爆発力がなく株式保有の刺激が皆無です。配当は嬉しいけれど、地味すぎる。
高配当株を保有する戦略は、株価が低迷したときに買い増すことで資産形成がブーストされると言います。
果実が実るのは、沈んだ株価が上昇したときです。結果を急いではいけません。
今すぐに金持ちになる必要はありませんからね。10年後にリッチマンになっていれば、それでいいのです。
問題は10年後もあかんかったときです。10年もの時間は取り返しがつきません。
バカヤローと海に叫んでも、失われた青春は戻ってこないのです。
拭い去ることはできない不安を抱えつつ、高配当銘柄の保有検証は続きます。