子どもの習い事といえば、プールです。
身体は鍛えられるし、カゼはひかなくなるし、海で泳げば人気者。
メリットしかないな、学習塾なんか行っている暇があれば泳ぎなさい子どもたち。
我が家の7歳長女と5歳長男がスイミングスクールに通い始めて、そろそろ1年が経ちます。
2歳の二女も、通いたいらしいです。おー、行け行け。お父さん、君らの水泳代くらい稼いだるがな。
問題は待ち時間です。
1時間もあり、手持ち無沙汰なのです。
周りの親も時間を持て余し、ケータイを眺めたり、ママ友とおしゃべりしたりしています。
僕も、PCを持ち込んでブログを書いたり、本を読んだりしているのですが、どうにもパッとしません。
なんというか、もったり時間が流れるのです。
閃きましたね。
泳げばええやないか。
ビジターとしてプールに入るのは、2,000円がかかります。
そりゃあ、2,000円が高いかどうかと言われれば、当然高いですが、無為に1時間過ごすほうがよほど高いですよ。
サラリーを時給に換算すると、3,000円ぐらいしますからね。
すごっ! 大学生のころに時給1,000円で働いていたことを思うと、感慨深いです。しかも福利厚生も手厚いし。
貴重な1時間を使って、優雅に泳いでいます。
子どもたちが頑張って練習しているのを横目に見ながら、水面を進むのは最高の贅沢です。
25mプールを幾度となく往復します。僕は水泳の練習をしていた時期があり、クロールで2キロぐらいなら余裕です。
これぞ、準富裕層のおカネの使い方。
1時間を1,000円で買い、身体を鍛えつつ心を満たし、子どもの成長を近くで見届けるのです。やばい、贅沢すぎる。
長女が、今週から中級クラスに進級します。
1コマ繰り上がるので、僕の水泳時間は2時間に増えます。お値段は変わらず、泳げる時間が倍増するのです。
こりゃあ、いよいよ満たされるな。身体もバキバキになることでしょう。
二女は1コマ後ろの初心者クラスに参加します。
えっ、3時間も泳ぎ続けるの?
ただの部活やがな。
休日を有意義に過ごすためのおカネは惜しまないようにしようと思うのでした。