人生どう転がるか分かりません。
突発的に起業したくなったり、サラリーマンの退屈に耐えられなくなったり、インドに行きたくなったり。
現状維持を望んだとしても、変化は突如として訪れます。
勤務先が倒産するかもしれないし、クビになるかもしれない。明日からの業務が、インドからのクレームを処理することになるかもしれません。
なにが起きるのか分からなくても、経済的に構えておくことで、いざというときの対処に余裕が生まれます。
おカネ自体は幸せを生みませんが、豊かな人生を手に入れる道具になり、幸せな生活を守る防具になってくれます。だから大好き、おカネ。もっと欲しい。
僕は運よく結婚することが出来たので、妻とのリスク分散がシンプルかつ有効な対策です。
家族で力を合わせるってやつですね。
妻がサラリーマンとして働いていれば、僕と子どもたちは彼女の扶養家族になることができます。僕の給料分は収入が減るものの、年金や保険分の支払いを軽減して家計へのインパクトを最小限に抑えることが可能です。
妻に養ってもらっている期間、勉強しなおしたり、ゆっくり休養を取ったり、インドに自分を探しに出掛けたりできます。
働く時期をお互いに入れ替えるのは、人生をリズムよく過ごすための妙案です。
あのー、妻。僕、突発的に辞めちゃうかもしれないんだけど。
おー、辞めろ辞めろ。
おひほほじょ!?
マジか。快諾すぎるだろ。
インド行きは一蹴されました。我が家には、子どもが3人もいるのです。自分を探している場合ではありません。
本心では気持ちが決まっていても、不必要な交渉に持ち込み、押したり引いたり渋ってみたりして、有利な条件を引き出しがちです。
サラリーマンなんてやっていると、幾重にも張られた社内稟議ハードルを突破するために、海千山千のくだらないやり取りに染まってしまいます。
オッケーなもんはオッケー。
妻を見習い、気持ちよく聞き入れられる人間になりたいと思います。
妻からの事前了承が得られたので、俄然やる気がわいてきました。
今週も頑張りましょう。