スマートフォン大手中国企業のシャオミ(Xiaomi/小米科技)のIPOから3週間が経ちました。
これからも、中国の通信基地局を運営する中国鉄塔や、配車アプリ「滴滴出行」の北京小桔科技、フードデリバリーの美団点評など、1兆円クラスの中国企業IPOが相次ぎます。
今後のIPOへの立ち回りを検討するために、シャオミ株の値動きを振り返ってみました。
考察期間は公開の2週間後までです。IPO株を長期で保有するつもりはありません。実績のないIPO株の適正価格を算出するのは難易度が高すぎます。
公開後に市場で購入することも検討外です。公開価格で手に入れて、勢いに乗じてパッと売り切る作戦です。
公開価格はHK$17.00でした。
応募価格はHK$17~22だったので、下限からのスタートです。証券会社が強いのでしょうね。投資する側としては頼もしいです。
初日は下落からのスタート。あかんではないか。いきなりHK$16.00-まで下落しました。
2日目からは反転して上昇。ハンセン指数への組み入れによる価格押し上げです。
僕は3日目、HK$19.60-にて売却。5日目からは一段高いHK$21.80-まで到達、しばらく高値圏を維持しました。
8日目には、中国本土から香港株式を売買する港股通への組み入れ期待でHK$22.20-まで上昇。それからは株価が落ち着き、HK$19.88-で最初の2週間が終了です。
期間最高値は8日目のHK$22.20-、最安値は初日のHK$16.00-でした。
結果的には、僕の売却は早すぎたということになります。まぁ、インデックスへの組入れによる影響が大きいため、次回のIPOで同じ値動きが発生することはないでしょう。
公開価格で手に入れて、早めに売却する方針に変更はありません。今後の大型IPOにも応募をし、短期間で売却します。
初日に上がれば即日売却、応募価格を下回って推移したら様子見ですね。最長でも3日間で売却してしまおうと思います。
IPOには一攫千金を夢見て大量の資金が集まります。欲望の高波を乗りこなし、あぶく銭をゲットするチャンスなのです。むふふ。