半導体製造装置メーカーのラム・リサーチ(LRCX)とアプライド・マテリアル(AMAT)の株価が10%ほど上昇したため、売却しました。
7/27 売却 LRCX @$188.00- x 48株
7/27 売却 AMAT @$49.00- x 175株
売却は以前から計画しており、機会を待っていたのです。
株価上昇は、悲観されていた決算が予想より良かったためです。上昇といっても、下落していた分を少し回復したに過ぎず、4ヶ月前に記録した高値の8割程度を推移しています。
半導体はIoTやAI技術の根幹であり、これからの需要や重要度は揺るがないと考えています。半導体製造装置メーカーは、その半導体を作る装置を製造しているのです。基幹中の基幹ビジネス。ええやないか。
しかし、あまりにも値動きが激しすぎます。貿易戦争の影響を真正面から受けるし、景気動向にも敏感すぎます。5%程度の値動きは日常茶飯事で、10%以上の変動も珍しくありません。
一時期は2銘柄合わせて300万円ほど保有していました。ゆっくり寝て、爽やかに目覚めたら、月給分のおカネがなくなっているのです。僕の1ヶ月間の労働ってなんなのだろう。
起床してそのまま気絶するような日々に耐え切れず、売却を決意しました。
売却金で購入したのは、VTIとラスベガス・サンズ(LVS)です。
8/01 購入 VTI @$145.40- x 70株
8/02 購入 LVS @$67.60- x 70株
VTIは、ほぼすべてのアメリカ株を網羅するインデックス型ETFです。上がるときも下がるときも、みんな一緒の安心感。自分だけ抜け駆けようなんて、欲張ったことを考えてはいけません。みんなで裕福になればいいじゃない。
超長期的にアメリカ株へ投資しておくと儲かるらしいです。しかも年利は8%ぐらいらしい。ええやないか。
ETFだけだと退屈すぎるので、投資額の半分は個別株に割り振るようにしています。8%でも充分なのですが、ほら、やっぱり多めに儲けたいじゃないですか。
ラスベガス・サンズは、マカオでの利益がグループを支えるカジノ銘柄です。決算を受けて株価が低迷していたため追加購入し、保有総額は250万ほどになりました。
今回の買い替えで、保有株を10銘柄まで絞り込めています。今後は銘柄数を減らすことはあっても、増やすことは考えていません。
1銘柄あたりの保有額が膨らんでおり、ドキドキが止まらない資産運用になってきました。
南米のメルカドリブレや中国のテンセント、インド株のインフォシスといった、値動き要因の多い銘柄が多いので、半導体銘柄を手放したからといって油断は禁物です。
全財産を米国株に投下する阿鼻叫喚を、図らずも、今後もお届けできてしまうことでしょう。
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半導体関連銘柄の前途は明るいと考えています。ただし、激しい値動きに耐えうる精神力が試されます。