予防医学に興味があります。
人生が愉快なので長生きしたいのですが、ヨボヨボになってしまうと楽しみきれませんからね。
病気になってからの回復よりも、元気な状況を維持するほうが簡単です。
喫煙の習慣を断ち切るより、そもそも吸わなきゃいいじゃんということですな。
予防医学に限らず、医学本は厚くて難しいものが多く価格も高めですが、取り付きやすそうな本があったので読んでみました。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)についての考察です。
子宮頸がんは、HPVウイルスが引き起こします。毎年3,000人がなくなり、1万人が子宮の摘出手術を受けているそうです。
日本では、2013年にワクチンの定期摂取が始まり、2ヶ月がで中止されました。副作用が報告されたからです。
今も薬害訴訟が取り沙汰されていますが、本書によるとワクチンに起因する副作用ではなく、摂取してもしなくても、同様に発症が確認できるらしいです。
世界では子宮頸がんのワクチン接種は継続されており、日本でも定期接種は可能です。けれど、積極的な勧奨はされていない。なんじゃそりゃ。
もうね、決定権のある人は、ちゃんと決めなあかんとですよ。
そうでなければ、きちんと情報を公表して欲しいです。良いか悪いかではなく、なにが可能性としてありえるのか。
ワクチンを打てばがんを抑えられるけれど、めっちゃ痛いし、0.005%(本書より)の確立で副作用っぽい症状になるかもしれない。
そう言っていただければ、充分です。あとは、摂取する側の僕たちが判断します。
難しいのは、発信側の主張に過ぎないのか、事実に基づいた情報なのかってことです。新聞にしろテレビにしろ、公平だと思われている媒体でも主観は入りますからね。
健康になって嬉しいのは自分なので、情報についても自分で収集する必要性を感じたのでした。
子宮頸がんですか?
僕はワクチン接種肯定派です。
なにかを始めるときや変えるときには、保守的な反対意見が出るものですからね。大体の場合は、新しい流れに乗るのが吉です。
女性だけの問題ではなく、男性のHPVウイルスが女性に感染することもあり、男性のワクチン接種も有効だそうです。
摂取しようと思いますが、身体に関わることなのでもう少し調べてみようと思います。
よろしければこちらもどうぞ。
長生きできる人が増えれば、製薬会社が儲かります。うふふ。