欲しい靴があります。1年も前から購入を検討してきました。
ナイキのSOCK DARTです。アッパーの光沢生地とか、樹脂バンドで締めるデザインとか、オシャレやん。欲しいわー。
僕は普段履きにスポーツシューズを愛用しています。
革靴でダンディに装いたいところですが、運動靴のクッション能力が僕を掴んで離さないのです。セールで買いだめし、押入れには未使用の靴が溢れていました。
今は一足のみです。半年間ほど準富裕層への到達に足踏みし緊縮財政を発動、必要なものしか買わなくなりました。おカネが増えないのなら、減らさない努力で補おうと思ったのです。
それからの我が家の資産増加については、このブログで報告している通りです。節約という単純な作戦ですが、思った以上に効果的です。
眠っていた靴たちは、サイズが合う友達にあげてしまいました。
惜しい気持ちもありましたが、使わないものを置いておく空間のほうがもったいないし、使わずにしまっておくぐらいなら、喜んで使用してもらったほうがいいと思ったのです。
モノが減ると、心の余裕が増えます。
本当に必要なものだけを選び、慈しんで使用するようになるのです。
手元に残った靴を大事に履いてきたのですが、ソールのクッション性能が落ちてきたので、買い替えることにしました。よく見ると、つま先のラバーが痛み、アッパーの糸もほつれています。
ダンディでないのは渋々認めるにしても、みすぼらしいのはいただけません。
ついにこの日が来ました。SOCK DARTを購入するのです。
心を決めてナイキショップを訪問しましたが、見当たらないよ。女性ものは販売していましたが、男性サイズは販売してない。
むー、どういうことだろうか。
人気がありすぎて、製造中止になったのでしょうか。発展し続ける資本主義社会でそんなことありえないだろ。
以前であれば、安売りされている靴を代わりに買って満足していたでしょうが、今の僕は違います。日本に8%しか存在しない準富裕層なのです。おカネなら持っています。高い順にシューズを買うことだって出来ちゃう。くふふ。
買いません。
緊縮財政が僕の消費性向に見事なまでの影響を及ぼしました。
消費欲望なんぞ無視です。なんとなくの見栄で大切な資金を浪費するわけにはいきません。必要に迫られない限り、今あるもので間に合わせる。これこそがミリオネアマインドです。
ボロボロの靴を履いては準富裕層もあったものではないので、きちんと洗って、糸のほつれは処理しました。
ケチケチしているわけではありませんよ。買いたいものがなかっただけなのです。まいっちゃうな、アメリカ株でも買い増そう。