億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、37歳現在、資産額5,200万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


「私の財産告白」を読んだ

過去の偉大な投資家たちの逸話や人生は多くの示唆に富んでおり、面白いし勉強になります。

 

投資家についての本をそれなりに読んできたのですが、外国の人ばかりなんですよね。

 

日本人にも立派な投資家はいるだろうということで、本田静六について学んでみました。

 

私の財産告白 (実業之日本社文庫)

私の財産告白 (実業之日本社文庫)

 

 

本多静六は、明治から昭和にかけて活躍した投資家です。

 

東京大学を主席で卒業、林学を学ぶためにドイツに留学し、帰国後は東京大学で教鞭をとりました。林学博士として大規模公園の開設や改修に携わったことでも知られています。

 

勤倹貯蓄の人であり、給料の4分の1を投資し続けて、100億円相当もの財産を築き上げました。処理に困って匿名で寄付をしたほどの資産は、おカネがおカネを稼ぐ状態になり雪だるま式に増えて形成されたものです。

 

本書では、好景気には金銭を大事にして、不景気にはモノを大事にするといったような金銭哲学が論じられています。つまりは、高値で現金化して、底値で株を拾えってことですね。まぁ、知っているような内容ばかりです。

 

本書には投資先として鉄道や森林についての記述もありますが、もちろん、そのまま通用させることは難しいでしょう。

 

資産運用のノウハウというよりは、生き方や処世術として秀逸です。マジメに働き倹約に努め、収入の定率を計画的に投資して、誠実に生きる。散々言われ続けてきたことの肝要さが身に沁みました。

 

日本人ならではの感性や感覚ってやつです。日本人の著者が投げ掛けるメッセージは心に刺さりますね。

 

旨い天丼だからって2杯食べても2倍は幸せになれないとか、金は貸しちゃいかんとか。意見の出し方や会議の進行に関する訓示まで述べられており、父上様に教えていただいているような感覚になりました。

 

立派に働き、投資で身を立てた日本の大先輩に恥じぬよう、僕も頑張らなければなりません。

 

倹約や投資はそれなりに努力しているとして、問題は勤勉さです。勤務に退屈しすぎて頭痛がしているクラス。清き美しい日本人への道のりは遠いです。