ドル建ての金融商品を購入する際には、資金を円からドルへ替える必要があります。
あらかじめ両替しておくにしろ、円の買い付け余力で対応するにしろ、為替レートは常に変動するので注意が必要です。
両替時には円高が嬉しいですが、それ以外ではドルが高いほうが気分はいいです。保有している金融資産の円換算価値が高まり相対的な裕福感を味わえますからね。
1%程度の為替レート変動は日常茶飯事です。僕はドル建て資産が4,000万円ほどあるので、為替変動だけで40万円の増減が発生することになります。
たかだか1時間ほどで、月給に匹敵する金額が消えたり現れたり。次の展開は予想もつきません。まともに捉えていては精神に異常をきたすので、レートは気にしないようにしています。
視認しつつ意識には取り込まない。外国通貨で資産を運用するためには必須の能力です。
円を両替するときはレートを気にせずに、必要なときに必要なだけ変えています。為替で儲けようとしはいけません。そんなものはFX投資をする人に任せておけばよろしい。僕の主戦場は米国株なのです。
今週は久しぶりにドルが109円まで安くなりました。
変えろー。すぐにドル転だ。
気にしないといっても、やはりタイミングってありますからね。ほら、少しでも多く儲けたいじゃないですか。だって人間だもの。
・・・間に合いませんでした。あっという間に、111円中盤まで下落。
銀行口座から証券口座に移すのに手間取ってしまったのです。流動性を確保しておくのは重要ですね。
両替したかったのは、緊急時の買い増し資金です。
今はその状況ではないのですが、中国元建て定期預金の満期を迎えるため、現金比率の高まりに備えて金融商品の購入準備をしています。
定期預金が払い戻されるのは半月後です。それまでには、また替え時が来るでしょう。急ぐ必要はありません。ちくしょー。
次に110円台を割った際には、すぐにドル転しようと思います。それだけで1万円は変わってくるのです。
レート? めちゃめちゃ気になりますよ。FXだろうかなんだろうが、貪欲に利ざやを狙いにいこうと思います。