夏が去り、長女がペディキュアを落としています。
なかなか詩的な光景です。足の爪に塗られた青色が損なわれ、秋が訪れる。
長女は小学2年生です。こらこら。色気付くには早すぎるだろ。
ネイルは僕が買ってあげました。だって、欲しいって言っていましたらからね。それに青色は彼女によく似合うのです。
父親は娘に弱くていけません。
化粧品の相場がよく分からないのですが、かなり高級なネイルだったようです。妻が率先して使用していました。
ペディキュアを塗ってもらえるのは夏休みの間だけです。オシャレを喜んでいる姿はいじらしいのですが、やりすぎると不良への入り口になりかねないので心配です。
長女は髪が長く、外遊びでしっかり日焼けし、日中はキャミソールと短パンで過ごしています。ギャルやがな。くれぐれもアホな男子には気をつけなさい。
子どもは大人のフリをします。成長する姿をイメージし、大きくなっていくのでしょう。
僕はすっかり背伸びをすることを忘れてしまいました。次のステップを目指して、形からだけでも求める人物像のマネをしなくてはなりません。
サラリーマンをやっている僕だったら、重役のフリですね。
ゴルフで日焼けし、顎ヒゲを伸ばして、ピチッとしたスタイリッシュなスーツを着るのです。相手への呼称は、「キミ」で決まり。
絶対嫌だな。
今週も頑張りましょう。