我が家の長男は、しゃべり始めてすぐに、どもりが出ました。
ぼ、ぼ、ぼ、ぼ、ぼく おえかき する
こんな具合です。
親からアドバイスできることもないので、見守っていました。多少の吃音があっても困らないだろ。堂々と、どもればいい。
頑張って言葉を出そうとしている感じがいじらしく、聞くほうも真剣に耳を傾けます。
お、お、お、おなか へった
そうかそうか、美味しいもん食べような。
ち、ち、ち
ん? なんだ長男? お父さん、ちゃんと聞いているよ。
ちんちん
くだらん。聞いて損したわ。
男の子は、なぜ下品な言葉が好きなんでしょうね。
幼稚園に行き始めてからオゲレツなことばかり話すようになり、アホらしいので聞き流していたら、知らぬ間に吃音が出なくなっていました。
お医者さんと話す機会があったのですが、正しい対処だったようです。子どものどもりは7割が自然に治まるので、気にさせないことが有効とのこと。
吃音に対するストレスやトラウマを与えないことが優先です。ストレスが原因で発症するものではありませんが、ストレスにより悪化するらしい。
何事も、気にしすぎはよくないですね。堂々としていれば大概のことは好転します。
それなのに、大人になると世間体があるし、サラリーマンは人事評価もあるし、どうしても周囲からの目線が気になってしまいます。
独立して思ったとおりの人生を歩めればいいのですが、なかなか勇気が出ず、今日も僕は会社で飽きていないフリをしています。
いっそ、堂々と退屈してみようかな。
僕はもぬけの殻ですよー。おカネをもらうために、イスに座りにきていますよー。
退屈が治るとは思えませんが、何かは変わりそうです。とんでもない部署に異動になったり、職務怠慢でクビになったり。
少なくても退屈ではなくなります。ええやないか。
ええことあるかい!
今週も頑張りましょう。