保有資産が5,000万円を超えると準富裕層に変身します。我が家は4ヶ月前に変身しました。
到達したことによる変化を期待していたのですが、髪の毛が金色になったり、革ジャンを筋肉の膨張で引き裂いたり、ブラシで空を飛べるようになったりはしませんでした。
そりゃそうです。5,000万円はキリがいいだけの区切りに過ぎません。リバウンドを拾えるようになったり、スタンドを発動したりするための目安ではないのです。
手に入れたのは、「準富裕層」という称号だけです。では、なんの成果も得られなかったのか? あります。それはタイトルホルダーの余裕です。
サラリーマンをやっていると、たとえ準富裕層といえども、無意味な業務を命ぜられたり、叱責を受けたりします。
以前だったら、ムッとか、ウッとかしていましたが、準富裕層は受け流すことが可能です。魔法の言葉が頭に流れるからです。
彼は僕よりおカネがないんだ、なんだか哀れだから聞いておいてあげよう
資産を溜め込んでいる可能性もありますが、実際はどうかなんて重要ではありません。準富裕層の肩書きが自信を後押しするのです。
金持ちケンカせずとは事実です。取り急ぎの生活費に困ることはないため、圧倒的なストレスからの開放。見ろ、人がゴミのようだ!! バルス!! 目がぁぁ、目がぁぁァ。
あー、もっと解き放たれたい。
経済的な自由を求め、挑戦は続きます。