僕はスポーツが好きです。身体を動かすと気分がいいし、見ていても楽しい。不人気球団の外野席でビール片手に観戦していると、生きる悦びを感じて震えます。スラムダンクは10回以上読み返しました。毎回泣きます。
スポーツに携わっていれば人生が愉快なのではと考え、スポーツビジネスについて勉強してみました。

最強のスポーツビジネス Number Sports Business College講義録 (文春新書)
- 作者: 池田純,スポーツグラフィックナンバー
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: 新書
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本書では、プロ野球やJリーグ、フェンシングなどのチームや団体運営者の講談内容が綴られています。
大人数を動かすので、運営組織も必然的に大きくなっていることを感じました。巨額の資金が動くので、そりゃあ悪いヤツも出てきます。相撲とかボクシングとか日本大学とかね。ほかの団体も似たり寄ったりなのだろうな。
スポーツ関連の仕事は楽しそうだと呑気に捉えていましたが、オーナーにでもならない限り、結局はサラリーマンです。決められた時間同じ顔ぶれ代わり映えしない業務、そして交換可能な歯車の完成。
もうね、組織の一員でいるのが嫌すぎる。
どうせサラリーマンをするのであれば、今の会社に留まります。僕はすでに洗練された歯車なのです。寸分狂わぬペースで滑らかに回転し続けることができますよ。くるくるくるくるくるくる。Oh my god
慣れた環境は楽チンですが、やりがいを求めるのであれば、それでもスポーツビジネスは魅力的です。毎日の繰り返しに疲れた皆さんに非日常の体験を提供することができます。
迸る血潮、飛び散る汗、沸き立つ興奮。そんな目で見てもムダだ、オレの勝ちだ。もっと・・・、もっとホメてくれ。
めっちゃいい。いっそアスリートを目指そうかな。