日産自動車のカルロス・ゴーン会長が、逮捕されました。自身の報酬を過少に報告させていたそうです。
カルロス・ゴーン氏は1999年から就任し、工場閉鎖や取引先の見直し、人員整理などの大リストラを断行し、倒産の危機に喘いでいた日産を復活させました。
日本のサラリーマン社長とは一線を期す、プロ経営者の手腕に驚嘆したことを覚えています。
ゴーン氏は8年間で80億円の過少記載を行っていたそうです。同期間に有価証券報告書に記載された報酬総額は同額の80億円。充分やないか。
なぜ、そうまでして私腹を肥やしたかったのか理解に苦しみます。僕だったら、1億円から先は貯めこもうと思いません。まぁ、そんなおカネはないのですけどね。
使い切れないほどのおカネを蓄えたら、見えないものが見えてくるのでしょうか。
さて、今週の投資状況を見てみましょう。
98万円のマイナスでした。
もう、ホントきついです。2ヵ月の間に3桁万円の下落3発。 一体どうすればいいんだ。
・・・どうしようもありません。僕は株を持っているだけだし、市場全体が下がっているし。
株を保有しないという選択肢はありません。世界の富は拡大していくから、超長期で捉えると、株式投資は報われるらしいです。
下落時だけ市場から逃げられればいいのですが、上昇のチャンスも失います。僕には明日の株価は分からないので、恐怖に慄きながらも市場に残り続けようと思います。
続いて、グロース投資とバリュー投資の成績比較です。
ハイテク銘柄の下落が止まりません。アマゾンは直近高値から25%も下げたし、グーグルは節目の$1,000‐を割り込みそうです。
好調だったグロース株が変調したとも考えられますが、仕込み機会と捉えることもできます。企業の価値自体は変わっていないし、今後も発展していくだろうし。
市場連動型ETFが下げていることが心配です。先週と比べて、年換算で3%も落としました。このまま弱気相場に突入しなければいいのですが。
暴落したときの購入準備は整えていますが、買い増しチャース来いやー!と意気込むには、いささか疲れています。
長期視点で検証を続けます。