億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、37歳現在、資産額5,300万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


【テンセント】中国ITのテンセント3Q決算

中国の巨大IT企業テンセントの7-9月決算が発表されました。

 

市場予測の利益6%増に対し、30%もの成長が報告されています。営業費が抑えられたことに加え、大型IPO美団点評などの投資回収が貢献しました。売上は市場の予測通りです。

 

  • 売上  :RMB 80.6 billion(昨年同期比23.6%増)
  • 営業利益:RMB 35.2 billion(昨年同期比12.0%増)
  • 純利益 :RMB 23.3 billion(昨年同期29.6%増)
  • Wechat利用者数:1.1 billion(昨年同期比10.5%増)
  • キャッシュフロー:RMB105.4 million(昨年同期比20.7%増)

 

携帯ゲームの売上は、新タイトルの貢献もあり、同期間比7%増のRMB19.5Bでした。PCゲームは15%減のRMB12.4Bです。中国当局によるゲーム規制の影響が心配されましたが、検討しています。

 

広告事業が47%増のRMB16.2Bと伸ばしています。とくに、SNS経由の広告が好調で、売上金額はRMB11.2B61%の拡大です。

 

決済サービスの取扱金額は50%アップしており、決済利用回数は倍。クラウド事業の売上も倍以上に成長しました。

 

アメリカとの貿易戦争と中国当局のゲーム規制を受けて低迷していた株価は上昇傾向にあり、決算発表翌日の株価は5.8%上げています。

 

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(テンセント株価チャート 6ヵ月)

 

ゲーム事業の売上比率が下がってきていることが好印象です。数年前まで6割を超えていた依存傾向は39.5%まで低下しており、健康な事業ポートフォリオが育ってきました。

 

期待していた広告事業の伸びが顕著で、Wechat内で提携企業が提供する“ミニプログラム”によって顧客の囲い込みに成功しています。

 

用意されている“ミニプログラム”は1万本にも及び、財務サービスから健康サポートまで多岐に及びます。交通機関や医療機関でも浸透しているそうで、プラットフォーム保有者の優位性が顕在化してきました。

 

今まで媒体別に分かれていた3つに広告事業体が1つに統合されるため、さらに強力な事業活動が見込まれます。

 

今決算での事業体別の売上貢献度は広告が20.2%、決済やクラウドは25.2%。グーグルやフェイスブック、アマゾンの利益構成を踏まえ、それぞれがゲームや動画などのコンテンツ事業体を上回ることに期待です。

 

一方で中国でのゲーム規制については、2019年早期の新タイトル審査報道が出ています。

 

中国政府の動向は流動的ですが、本当に承認作業が再開されるのであれば、PUMBやモンスターハンターなどの超大型タイトルを含めて15本を控えるゲーム事業の大躍進が見込まれます。

 

中国企業は政府による規制が不安要素ではありますが、個人情報利用については自由度が高く、IT企業の発展速度が速いことが魅力です。

 

それらのIT企業はテンセントからの融資を受け、Wechatの“ミニプラプログラム”に組み入れられ、テンセントのエコシステムをさらに拡大させます。

 

僕はすでに200万円のテンセント株を保有しており、運用金額の4.5%を投下していますが、今回の決算を受けて買い増し欲望が膨らんでいます。最大で100万円ほどの追加投資を検討中です。

 

 

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テンセントの前回決算です。

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