世界最大の複合企業体ゼネラルエレクトリック(GE)の10-12月決算が報告されました。
利益は市場の予測を下回りましたが、売上は市場予測を上回っています。
- 売上 :$33,278 million(昨年同期比5.0%増)
- 経常利益: $860 million(昨年同期マイナス$10,872 million )
- EPS : $0.07‐(昨年同期マイナス$1.27-)
電力事業が不調だったものの、航空とヘルスケア、資源ビジネスが牽引しました。再生エネルギーの売り上げも伸びています。
借入金は未だ$110billionにも及びますが、それでも前年度からは18.3%の削減です。
決算当日の株価は11.65%も上昇しました。
いいぞ! もっとだ!!
(GE株価チャート 6ヵ月)
今年に入ってから、株価はすでに30%も値上がりしました。
絶好調! ひゅー!!
・・・今までがダメすぎるので、なんともなりませんな。
1年前からは3分の2に落ち込んでいるし、2年前からだと3分の1です。
僕はGEがダウ平均から除外されたタイミングで大きく買い増ししましたが、早すぎました。
そこから狂ったような暴落を演じたので、まだまだ含み損が残っています。
僕がGEを保有し続けるのは、売却時期を逃したからというのもありますが、それ以上に名門企業の底力に期待しているからです。
奇跡の復活劇に株主として参加する。それって素敵やん。
GEは2019年の見通しを発表しませんでした。ヘルスケア部門の分離も予定されており、簡単な舵取りとはいかなそうです。
CEOラリー・カルプ氏は今後も負債軽減を最優先にする方針をアナウンスしています。
2018年に蒔いた種がどう花咲くのか。まだまだ目が離せません。