海外からの送金に成功したので、手順と注意点を記載しておきます。
送金したのは香港のHSBCで保有していたVYMの売却金です。住信SBIネット銀行で受け取りました。
VYM売却については、こちらをどうぞ。
SBI銀行の受取手数料を無料にするため、保有ドルを含めUS$50,000-の送金です。
送金概要は、牛さんの記事を参考にしました。
HSBC香港から住信SBIネット銀行へ米ドルを送金する手順 - 33歳の米国株投資日記
牛さんブログは随所に高度な笑いが埋め込まれており、読者の知的水準が試されます。会社を辞めてからもタワーマンションに住み続けていたりして、強烈な人生実験の行く末を心配しつつも、今後のぶち込みを期待せずにはいられません。
さて、送金経緯はこちら。日本時間です。
1月28日(月)24:00 ニューヨーク市場でP&G売却
1月30日(水)18:00 香港HSBCに売却金が着金
1月31日(木)21:00 インターネットで出金指示
2月1日(金)11:30 HSBCより出金連絡
同日 15:30 SBI銀行より着金内容の問い合わせメール
同日 19:00 問い合わせに回答
2月4日(月) 20:00までに着金(メール連絡は深夜24:30)
日本の口座に持ってくるまで、ちょうど1週間でした。
出金指示を木曜日に行っていますが、実際には前日での対応も可能だったので、月曜日に売却して金曜日に受け取ることも出来そうです。次の機会に試してみます。
出金指示が遅れたのは、住信SBIネット銀行口座情報の準備に手間取ったためです。
出金のために記載する受け入れ側ドル口座の情報が分かりませんでした。
国内の株取引はSBIを利用していますが、あれはSBI銀行ではなくSBI証券です。
SBI証券の保有現金はSBI銀行と跨ったハイブリッド口座に入金されるので、証券口座を保有している人は銀行口座も開設されています。
銀行ページへは証券ページのリンクから訪れることができました。
IDもパスワードも証券口座とは違うので、証券開設時に送られている銀行用ログイン資料が必要です。
ドル口座は初期段階では開設されていませんが、日本円を米ドルに両替すると自動的に開設されました。口座番号は日本円の口座と同じです。
SBI銀行の両替手数料(スプレッド)は無料だと牛さんが紹介していましたが、銀行口座のことだったのか。証券と混同していたよ。
住信SBIネット銀行で米ドルの為替コストが0円 - 33歳の米国株投資日記
口座番号さえ分かれば、あとは簡単です。
牛さんに従って、出金指示と着金問い合わせに対応するだけだモー。イージーだモー。
HSBCの出金限度額を低く設定していて、Errorが連発して慌てたのは内緒だモー。
着金するまでの不安も特筆すべきです。
手数料を抑えるために$50,000-を送りましたが、それって550万円ですからね。大金です。
生活通貨ではないし、画面でポチポチ指示するだけなので、実感が湧いていませんでした。
振り込み指示は英語表記なので銀行名義が一致しておらず、頼れる情報は口座番号だけです。
記入を間違えていたらどうなったんだろう。違う口座に着金しても取り戻せるのかな。ゴメンねテヘで片付かないことだけは確かです。
海外送金を考えている人は、あらかじめ口座番号を明確にし、手数料はかかってしまいますが少額のトライアルを行うことをお勧めします。