お得な納税制度や注意点に書かれた記事に目を通すようにしているのですが、どうにもピンときません。
勤務先が払ってくれるからです。ありがとう会社、サラリーマン最高。
税金を人任せにできるのはサラリーマンの利点でもありますが、弱点でもあります。
全体像を把握するために、税金の超入門書を読んでみました。

お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください! (SANCTUARY BOOKS)
- 作者: 大河内薫,若林杏樹
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書ではライターやブロガー、イラストレーターを読者に想定しているため、とくに所得税と住民税について説明があり、確定申告の手順などにも詳しいです。
説明文が容易だし、マンガで説明が進行していくので、今までバラバラに理解していた知識を体系立てることができました。
本書に登場する税理士の、パーフェクトな申告や節税をする必要はないとのメッセージが心強かったです。
重要な税金は所得税、住民税、事業税と消費税の4つだそうです。この情報だけで、充分分かった感が湧きます。
健康保険や年金などの社会保障についての記述もあるし、お得な節税や副収入のノウハウなどにも言及されていて、基本的な情報は把握できました。
会社勤めをしていると疎かになりがちですが、納税義務は避けようがなく、適切に税金を払うための知識を身に着けておきたいと思います。
サラリーマンを辞めることも人生の選択肢にしている僕やあなたは、会社がいかにサポートしてくれているのかを知ることも重要です。