長男は余計な動きをします。
妻から余計なことをするなと叱られていますが、それって、動いてはいけないと同義語です。
彼の動きは、すべて余計なのです。
制約が多い場面でこそチャレンジ精神が発揮されます。そう、ご飯の時間です。
歩き回るのは当然で、横で食べる姉の髪の毛を引っ張り、大して好きでもない妹の好物を横取りしています。
ご飯を持つ手とお箸の手を交差させてみたり、股の間から食べてみたり。
来春から小学生なんだけど、大丈夫かな。怒り過ぎた先生が発熱しないか心配です。
何をしても怒られることを理解したようで、最近では力技を繰り出すようになりました。
食事中にダンスをし、注意される前に笑わせる大作戦。
ご飯を食べていないと怒られるので、ご飯を口に詰め込んでから踊り出すあたりには聡明さを感じます。
クルクルし、クネクネしてフリフリ。
なにがきみを、そう駆り立てるのか。自分でウケて、お米を吐き出すのはやめてくれ。
くたくたに踊り疲れてご飯を食べきれず、結局叱られています。
余計なことをしてみましょう。
上司がコテンパンにした部下のアイデアを絶賛して励ましたり、時系列にまとめられたファイルをあいうえお順に整頓し直したり。
謝罪の面会で先方の非を理路整然と説明したら面白そうだ。
呆れられたら力技です。
白熱した会議中に立ち上がり、クルクルクネクネフリフリ。抱腹絶倒間違いなしです。
今週も頑張りましょう。