HSBC香港のジョイントアカウントを作る準備しています。
ジョイント(Joint)アカウントは、夫婦や親子などが共同名義で保有する口座です。対して、個人名義の口座はソロ(Solo)アカウントと呼ばれます。
僕名義のソロは保有しているのですが、憂慮すべき事態が発生した際の資金引き上げには相続資格者認証を取得しなくてはならず、憔悴しているであろう妻が対応するのは大変そうなので、ジョイントを作ることにしました。
ジョイントアカウントについてはこちらをどうぞ。
口座開設は本人立ち合いが必須なので、妻と二人で香港まで行かなければなりません。
渡航して書類に不備があったゴメンでは妻の怒りが爆発し、早速憂慮すべき事態が発生するので、あらかじめメールで準備資料を確認しています。
個人口座でもジョイント口座でも、要求される書類は同じなので、これから香港で口座を作ろうとしている人は参考にどうぞ。
必要な3つの証明について、それぞれ以下の書類を準備しました。
1.本人確認
>パスポート
2.納税者番号
>マイナンバーカード
3.住所証明
>国際運転免許証
3.の住所証明は、日本の運転免許証では要求を満たせません。英語、または中国語で記載されていることが必須です。
日本語も漢字だからと対応をお願いしましたが、ピシャリ。ダメなものはダメです。
銀行から郵送された内容証明でも対応可能ですが、HSBCが受け入れられるフォーマットが限られているので、素直に国際免許証を準備しました。
国際運転免許証は居住地の運転免許センターで、15分ほどで発行してもらえます。免許の期限内であっても、発行から3カ月以内の書類しかHSBCには受け付けてもらえないので注意が必要です。
10年ほど前はパスポートだけで口座を開設してもらったような記憶がありますが、明らかに厳格になっています。英語でコミュニケーションを取れないと、それだけで断られるらしい。
脱税防止の共通報告基準(CRS)の影響かな。パナマ文書の余波は香港にまで届いています。
メールで何度も念押ししたので、用意書類に抜かりはありません。来週揃って休みを取れたので、妻と香港を満喫してこようと思います。
憂慮すべき事態が起こらないことを祈っていてください。