ゴーン被告が保釈されました。
拘束期間は108日です。除夜の鐘でお馴染みの、煩悩の数と一緒です。意味深いものを感じますな。
えっ、僕だけ?
作業服姿での登場には度肝を抜かれました。
弁護士のアイディアだったそうですが、ゴーン前会長も、よく着たものです。断るでしょ、アレ。
過酷な拘置所生活による判断力低下が伺えます。水色の帽子と反射材チョッキに苦労の深さが表れており、拘留の恐ろしさがひしひしと伝わってくるようです。
報道では見送る職員の姿も映っていましたが、真顔で勤務に当たる姿は感服ものです。並みの精神力なら、吹き出してしまいます。
脚立を積んだ軽ワゴン車に乗り込んで去っていく様子なんてコントでしかない。
止める人がいなかったのかな。
疑惑の特別背任も日産内部に諫める人がいなかったからだと言われていますが、うん、納得です。
さて、今週の投資状況を見てみましょう。
99万円のマイナスです。
くー。
胸に沁みますね。
しばらく上がり基調だったので、下落への耐性がすっかり落ちていたようです。週の後半は、あからさまに消沈していました。
同僚からの気配りが温かかった。
200万円くらいは吹っ飛んだものだと覚悟していましたが、なんとか2桁万円のダメージに収まりました。
よかったよかった、とはならないけどね。
100万円もなくしたら、そりゃあ元気も失くなりますよ。
買い増しがあったので、投資額は5,000万を超えました。1%の増減で、50万円が浮き沈みします。
3桁万円だって、たかだか2%でしかありません。誤差みたいな変動で、100万もの大金が消えたり現れたりするのです。
これが、5,000万円以上の投資ゾーン。恐ろしい。いつの間にか新しいステージに足を踏み入れていました。
経済的自由を達成するためには、株による資産の増殖が欠かせないと考えていますが、そのためには巨額の資金を市場に晒し続ける精神力が試されます。
片頭痛はないか。眠りは浅くないか。理由のない吐き気を催していないか。
自分の精神状態を丁寧に確認し、投資額を積み増していこうと思います。
続いて、グロース投資とバリュー投資の成績比較です。
最強企業アマゾンが、ついにパフォーマンス最上位の座を譲り渡しました。
新しい王者はメルカドリブレ。アルゼンチンに本社を置くIT企業です。
インドのインフォシスも1%差まで追い付いてきているし、新興国系グロース株の勢いが顕著です。
中国のテンセントはまだ回復していませんが、政府のゲーム規制が緩和されれば即座に株価を上げそうです。運営しているSNSのWechatは中国人に必須のインフラだし、悲観は必要ありません。
変動リスクは大きいけれど、企業が存続して価値を提供している限り、グロース株の長期保有は有効な戦略になりそうです。
バリュー株は、もう、どう対処すればいいんだろう。
元気だったファイザーが6%も株価を下げ、瞬間的に株価を上げたはずのGEは上昇前の株価を割り込みました。
成長は期待できないけれど優良な株式を保有し、配当金を再投資に回せばパフォーマンスが飛躍すると聞いたのだけど、本当かな。
株価が低下している状況で買い増しすれば保有株数がブーストするという理論には納得していますが、肝心の株価が上昇する気がしない。
何ですかこれ? 長期って謳っておけば、まだ時期じゃないと言えちゃう感じ?
長期視点で検証を続けます。