休日の昼下がり。イオンへ向かい、駐車場に到着すると戦いの始まりです。
ベストポジションを求めて巡回開始。
車へ戻る人影を俊敏に目で追って駐車位置を探ります。店舗入り口近くの車で荷物を詰め込んでいる人がいたら、ハザードランプを出して忍耐強く待ち続けます。
駐車の際には、後続車からプレッシャーをかけられても平然と車庫入れを遂行できる精神力も必要です。
出入口近くに駐車するのは、歩く距離を減らすためです。子どもがいるため、駐車場が危険なのです。
妻が4月からの通勤で車が必要になり、ディーラーを回っています。
今までは必要に応じて親族に借りていましたが、毎日必要となると購入せざるを得ません。
運転に自信がないため、取り回しが簡単な車を探してもらっていました。
ディーラーが言うには、事故の発生と車種は、あまり関係がないそうです。
危険な運転をしないことは当然ですが、白色の車がいいらしいです。被視認性が向上し、事故を防いでくれます。
それと、利便性が高い場所に駐車をしないこと。
店舗出入口近くなどの便利な場所は、ほかの運転手も狙っているので混雑し、ぶつける可能性もぶつけられる可能性も高くなります。
子どもが勢いよくドアを空けて隣の車を傷つけることもあるし、買い物を急ぐあまりに飛び出して事故を引き起こす人もいます。
そういうところに停めるのは、そういう人だそうです。
・・・僕は、そういう人だったのか。
出入口付近に駐車している人に、億万長者はいません。今では両隣が空いているスペースを狙うようにしています。
そういうところに停めるのも、そういう人です。
買い物から戻っても隣に駐車されていることがなく乗り込みやすいし、車を出しやすくなりました。
安心安全をモットーに、波風を立てずに生きていきます。
それこそが順風満帆な力強い人生を歩む指針です。
そのためには、生活習慣を俯瞰して捉えること。プロの意見は、いつだって新しい視点を手に入れるチャンスになります。