子ども3人を、風呂場に押し込む。
夕食後、僕と妻が一息つける瞬間の到来です。
我が家の浴槽は広くはないものの、思いのほか楽しんでいます。
並んで湯船に浸かり、1時間ほどお喋り。
長女が身体を洗い始める音は、いよいよ喧噪が舞い戻ってくる兆候です。
もっと長くお風呂を楽しめばいいのにとも思いますが、のぼせてしまいますからね。
それに、大音量で歌ったりするので、夜が更けてくると近所迷惑なのです。
幼稚園のお遊戯曲が選曲されていて、すごく耳に残るし。
グーとグーでアンパンマンになって、1と1でバイキンマンになり、1と1でドキンちゃんになる。なんじゃい。
僕、電車のなかで口ずさんだことがあります。子ども系のお歌は脳内でエンドレスリピートするから勘弁してくれ。
姉弟げんかをしていても、構わず浴槽に押し込みます。
むしろ、うるさいときがお風呂タイムです。リビングルームを騒音で満たされてはたまりません。
つかみ合いのもめごとをしていても、場所が変わると気持ちが一新されるようで、しばらくすると楽しい話声が浴槽から聞こえてくるのです。
風呂場は音が響くので、リビングにも会話が届きます。
さっきまで怒っていた長女が、アメを取った理由を尋ねました。返すだの返さないだので殴り掛かっていた、例の案件ね。
だって、あれは僕のだよと答える長男。
フーン、なんて返答していますが、長女の勘違いで長男が引き回されていたようです。気の毒すぎる。
同様の言いがかりで長男も二女からお菓子を取り上げているので、因果応報ですな。
謝罪も追及もなく、何事もなかったかのように子どもたちの楽しいお風呂タイムは過ぎていくのです。
ムッとして、会話を遮断していませんか?
サラリーマンをやっていると的外れな上司から気に食わない叱責を受けて、気分を害することは避けられません。
僕は、分かりやすく不機嫌になり、その後のやり取りを露骨に拒否しがちです。
ついつい、ね。
部下には乱暴な対応をできません。ストレスは上司にぶつけて消化するのです。
・・・長女の爪の垢でも煎じて飲んだらいい。
会話の遮断は、愚策にしかなり得ません。
適切に気持ちを切り替えて、コミュニケーションを維持するのです。
不愉快なやり取りがあったとしても、大概は勘違いやすれ違いに起因します。
ストレスを遠慮なく投げ込んでくる厄介な人なんていません。優しくて親身な人ばかりなのです。
ごく稀に、ストレスを上司対応で発散してくる無茶な部下はいるけどね。すみません。
それでは今週も頑張りましょう。
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