スマイリーキクチが懐かしいです。僕たちの世代には、ボキャブラ天国でおなじみでした。
彼がインターネット上で、殺人犯扱いされていたことをご存知でしたか?
2009年に決着はついていますが、僕は最近になって「事件」を知り、彼の著作「突然、僕は殺人犯にされた」を読みました。
まがいなりにも、ブログという発信ツールを手にした僕には、身に沁みる教訓となりました。
スマイリーキクチ氏は、ネットでの中傷被害者です。
巻末には被害者になったときの対応方法がまとめられていますので、被害に会われているかたは、参考にするとよさそうです。
僕がこの本から受けたメッセージは、翻って、加害者になる怖さです。
スマイリーキクチ氏を攻撃していたネット民たちは、フェイクニュースを妄信していました。
その攻撃は、匿名という卑怯なものですが、ひょっとしたら正義感に駆られたものだったのでは、とも思います。
間違い情報、憶測情報、ウソ情報を信じてしまったがために、被害が発生してしまったのです。
なぜ、そうなったのか?
一次情報(発信源からの情報)を確認していないからです。 ネットで拡散している情報は、「真実」になってしまうのでしょう。
「誰かに聞いた」という情報があれば、誰に聞いたのか? 「どこかで見た」という情報があれば、どこで見たのか?
1つ前の情報源を辿ることの重要性を痛感しました。
僕も記事を執筆しているときに、ネットの情報を頼ることがあります。記憶や意見だけを書いていては、せっかく読んでくれている皆さんに、申し訳がたちませんからね。
ネットでも1次情報は拾えます。金融商品だったら最新の法規制は官庁からの発表ページがあります。株式銘柄だったら公式ホームページを確認しようと思ったのでした。
・・・米国株や中国株の記事が多くなると思うので、語学力で苦戦しないよう勉強します。
このブログは、財テクブログです。大切な資産に関わりますので、このサイトにお越しいただいた皆さんも、1次情報の確認をしてから、行動を起こすようにしていただければと思います。