チリの赤ワインが好きです。予算は1,000円ぐらいです。
ヨーロッパのワインは、飲みません。プレミアムがついているからなのか、値段の割においしくないと思っていました。
僕のような飲み方は、ワイン初級者らしいです。
チリやアメリカ、オーストラリアのような、比較的新しいワイン生産地を「新世界」と呼ぶらしいのですが、新世界のワインは、「分かりやすくおいしい」らしいのです。
さらに言わせると、「子どもおいしい」らしい。
大きなお世話です。
ヨーロッパのような「旧世界」のワインは、分かりづらくて「大人おいしい」らしい。
なんじゃ、そりゃ。かっこいいじゃねーか。
ワインが分かる男になりたいので、「旧世界」のワインを飲み始めることにしました。最高峰は、おフランスでございます。
フランスワインは、5,000円くらい出さないと、美味しいものに出会えないそうです。
1,000円ぐらいでワインを飲みたい庶民は、「子どもおいしい」ワインで満足しておきな、ということでしょう。 くー。
配当でやっと手にした5,000円をきつく握り締め、泣く泣く買ってきたのは、ブルゴーニュの赤ワインです。
ブルゴーニュは地方の名前です。ボルドーやシャンパンなども、地方名ですね。
ワインのラベルに、細かい地域情報が載っていると、高級ということらしいです。
国>地方>村>畑 の順にグレードが上がります。
僕が購入したワインのラベルを見てみましょう。
Cotes de Nuits(コート・ド・ニュイ)。やった! 村名まで書いてあります。まぁまぁのワインだということが分かりました。
2011年の、寝かされているワインなので、コルクを開けて、1時間ほど空気に馴染ませます。
ワインが開くのを、待つのです。おっしゃれー。
これからのワイン生活のために購入したワイングラスに入れて、妻といただきました。
ふむ、大変おいしゅうございます。
確かに、難しくおいしい。言うなれば複雑に美味しいです。味に色んな方向性がある感じ。
飲んでからの余韻も贅沢です。
うわー、美味しいね! といってから、3杯目には酔っ払い、ガブガブ飲んでいました。
妻は途中から、ビールに切り替えていました。
我が家の、「大人おいしい」への挑戦は始まったばかりです。
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我が家では、ワインは雰囲気で勝負しています。