ナイキ創業者、フィル・ナイトの自伝を読みました。
起業したい人にピッタリの本です。繰り返しの毎日に飽き飽きしている人にもおススメです。 あれ? それって、僕のこと?
単調な毎日は心身を消耗させ、不公平なことばかりだ。
ただ1つの解決策は、けた外れに大きくてあり得ない夢、追い求める価値があり、自分に見合った楽しい夢を見つけて、アスリートのように一心にそれを追い求めることだ。
(序文「夜明け」より)
なんてこった! 僕が感じていることと、まったく一緒じゃねーか。それ、まさに欲しかった助言だよ。
僕のために書かれた本なのか!?
・・・フィル・ナイトは偉大ですが、残念ながら、僕が特別な人間だとは思えません。多くの人が同様に感じているのでしょうね。
毎日がつまらなくて、自分の頭を打ち抜きたくなる。
金は大事だと思うが、自分の人生は金では測れないものにしたい。
(本文より)
この、メッセージ性。思わず、メモ帳に書き留めてしまいました。そうなんだよ、なんで僕が考えていること知っているんだよ。どっかで、僕のこと見ているの?
挑戦については、こんなメッセージを発信しています。
さっさと失敗して、それを教訓として一からやり直す時間や年月が持てればいい。
失敗したら失敗したで、さっさとそこから学んで、それをプラスに変えればいい。
(本文より)
こんなことを言っちゃうの、めちゃスゴイです。フィル・ナイトが味わった尋常じゃない苦労とか踏まえると、前向きに進める姿勢が信じられない。
詳細は本を読んでもらうとして、企業の運営とか拡大とか、精神的にキツ過ぎます。
僕が、120万円分の資産が減ったって大騒ぎして、寝つきが悪くなっているのとは次元が違いすぎる。
サラリーマンを辞めて、なんか楽しいことやりたい、って僕だけでなくて、結構みんなが思っていることだと思います。
それに対して、どこまで覚悟があるのか。
逆境に立ち向かっていく気概は持っているのか。
そして、現状に満足してしまうことの恐怖を認識しているのか。
考えさせられたのでした。
人生は成長だ。成長がなければ死ぬしかない
(本文より)