僕の理解のために、「株式投資の未来」の内容をまとめています。
強気相場に気を緩め、成長系企業へ積極的な投資をしたくなったときに読み直して、自分を戒めるのです。
第4部は、今後の経済見通しについてです。
経済成熟国のベビーブーマーたちが高齢化しています。多くの財産を保有する彼らが引退し、金融商品を売り始めることが考えられます。
今後、株式の優位性はゆらぐのでしょうか。
モノを生産するのは、途上国世界の労働者となり、資産を買うのは、途上国世界の投資家となる。
貿易赤字になっても、新興国が欧米企業を買収すれば解決する。
新興成長国では、経済成熟国にモノを供給することで、経済が発展しています。
これからは新興成長国から、金融市場に充分な買い手が参加してきます。米国や欧州、日本の資産には魅力があるからです。
生産性が向上すれば、1人当たりの生産高が増え、高齢化の影響は緩和されます。そのため、今後の展望に悲観する必要はなさそうです。
今までが骨太だっただけに、第4部はシンプルにまとまりすぎた感がありますね。
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全部で、5回分の記事にまとめました。