南米エリアに強い魅力を感じています。
青い空! 美味い牛肉! 褐色の美人! サンバで、ほぅー!!
伝わりましたね。つまり、今後の成長潜在力が尋常じゃないのです。
今南米で最もアツい企業といえば、メルカドリブレ(MercadoLibre/MELI)でしょう。盛り上がっている感は、アメリカのAmazon、中国のテンセントクラスです。
MercadoLibreはスペイン語で“自由な市場”という意味です。主要な事業内容はオンラインショップ、電子決算や郵送事業なども手がけています。
創業は1999年、本社はアルゼンチンです。中米も加えた、ラテンアメリカ地域での展開に強みがあります。
ネットに接続する人が少なく、ましてやネットで買い物をする人などほとんどいなかったころから市場に参入しており、メルカドリブレの存在感は、中南米で抜群です。
売上が半分を支えるブラジルのほか、アルゼンチンやメキシコ、ベネズエラのeコマース市場の成長が著しく、該当地域のメルカドリブレの売上は、1年で倍になっています。(2017年第4四半期)
メルカドリブレが成長する企業であることは、疑う余地がありません。中国のアリババやテンセントのように、世界中から尊敬され、注目を集める企業になるでしょう。
問題は、投資対象としてはどうかです。
僕は250万円ほど保有しており、個別株では最大の保有額です。以前からの保有が功を奏して、時価が膨らみました。
はたして、今後も保有し続けていていいのでしょうか?
決算書を確認すると、売上の伸びが超優秀なことが分かります。2017年は、年間で65%も増やしました。5年間で、5.5倍になっています。
利益についても、驚異的な成績を残しています。2017年は35%、5年間で4.4倍に増えています。
CF(キャッシュフロー)も潤沢で、順調に増えています。売上に対して、CFが21%ありますので、とりあえずの運転資金としては充分でしょう。
PER(株価収益率)が30倍ぐらいであれば、買いの1択なのですが、そう安くは変えません。
なんと1,250倍です。
そんなPER、見たことないよ。
テンセントで90倍、アマゾンですら250倍です。投資家からの期待の高さが、えげつないクラス。
標準的なPER水準である30倍に落ち着くには、仮に35%の増益が続いたとしても、12.5年もかかります。株価が上がったら、もっとかかります。
株価の適正評価を踏まえると、買える水準ではないですね。明らかに加熱しています。
しかし、僕は売却しません。なぜなら、夢が見たいからです。
メルカドリブレは、この2年間で株価が4.5倍になっています。
ほとんどババ抜きクラスの加熱感ですが、恐ろしいことに、メルカドリブレの株価はまだ上がり続けています。
どこまで上がるのでしょうか?
リスクが高いことは承知の上で、高いリターンを目指し、振り落とされないように、しがみついてみます。
アマゾンの時価総額とは40倍の差がありますので、まぁその半分として、株価があと20倍に上がるまでは保有し続ける予定です。
良識ある皆さんは、マネをしてはいけません。PERが4桁なんて、どう言い訳したって狂っています。
僕は、むしろ追加購入しようかと考えています。
精神に異常をきたしている、今日この頃なのです。