テンセント(騰訊/Tencent/0700.HK)は、中国インターネットサービスの巨人です。
時価総額は世界5位で、主力はゲーム事業です。提供するSNSのウィーチャット(微信/Wechat)は、中国において、もはや社会インフラと化しています。
詳しくは、こちらをどうぞ。
テンセント(騰訊/Tencent/0700.HK)の2017年決算が発表されました。
決算内容が期待され、前日までに、株価は上場来最高値のHK$476.6-まで上昇しています。
僕は200万円ほどの株式を保有しており、資本の占有率は5%です。
最近の株式市場は刺激に欠けているので、ここらでいっちょ、目の覚めるような株価暴騰を期待していました。
公表された決算は、純利益が昨年比74%増で1兆2000億円ほど、売上高も4兆円で前年と比べ56%も増えました。
世界5位の企業が74%も伸ばしたのですよ! 衝撃の成長力です。
やったー。
んで、市場が開けてみたら、下げているのです。
なんでやねん。
事前の決算予測は60%増だったはずですが、投資家は、それを上回る増益を折り込んでいたのでしょうね。
落ち着こう、みんな。
超巨大企業が70%も利益増やすとか、ないから。
僕はテンセントの広告事業に期待しており、今後も株式の保有を継続します。
今回の決算では広告収入の50%増が発表されましたが、売上全体の20%にもいたっておらず、まだまだ成長が見込めそうです。
ウィーチャット(微信/Wechat)の利用者は、10億人を突破しました。これからも中国市場での圧倒的優位は揺るがないでしょう。