ミリオネアになりたいので、金持ちの考え方を学んでみました。
考えかた指南系の本って、大概は、始めが面白くて、段々つまらなくなり、最後のほうは宗教っぽく終わるパターンが多いです。
この本は一味違いますよ。
序盤のくだらなさが尋常じゃない。
「金持ちになれるかどうかは、幼少期からのプログラムに因る」みたいな切り口で、うさん臭さがこの上ないのです。
ここで本を閉じて、メリカリで売り払おうなんて考えてはいけません。中盤からは、かなり面白いです。
僕は資産運用を通して、お金に対する固定概念というか、旧態依然とした考えを捨て去ったつもりでしたが、まだまだ凝り固まったイメージに縛られているということに気づかされました。
安定した収入や時間給をありがたがるのは、お金に縁のない人である。毎月毎月、同じ日に、同じ金額を受け取ることで「安心感」を手に入れようとするのだ。ところが、その安心感はタダではない。(本文より)
僕のことやがな。毎月の給料が手に入ることを、めっちゃ喜んどるがな。
サラリーマンの原資は、乱暴に言ってしまえば、時間だけです。時間が限られている以上、給料にも上限があるのは当然です。
本書のなかに、経済的な目標を書き出す欄があり、僕たち夫婦が記入した世帯目標は、45歳(あと7年)までに、年収5,000万円、資産総額5億円。
サラリーマンをやっていたら、適いそうもありませんね。本書でも、成果に応じた報酬を受け取るべく、独立を推奨しています。
このブログは、3人の子どもを抱えながら、積極的に投資をする生活の状況を報告し、疑似体験していただくことを命題としております。
加えて、そう遠くないうちに、3人の子どもを養いながら、サラリーマンを辞め独立する、積極的な人生も疑似体験していただけそうな気配を、感じ始めています。