携帯の中国内通信基地局を運営する中国鉄塔のIPOから2週間が経ちました。
今後も、配車アプリ「滴滴出行」の北京小桔科技、フードデリバリーの美団点評など、1兆円クラスの中国企業IPOが続きます。
立ち回りを検討するために、中国鉄塔株の値動きを振り返ってみました。
大型IPOは注目度が高く、一攫千金を夢見て大量の資金が流れ込みます。上昇気流に乗って、あぶく銭をゲットする作戦なのです。むふふ。
IPOの譲渡株価は市場の反応をみて決定されます。中国鉄塔の公開価格は、募集設定下限のHK$1.26です。
抽選の結果、僕は110万円分の株式を獲得できました。いよいよ上場です。それいけー!!
初日の終値は動きなし、HK$1.26-
2日目はじわっと上げて、HK$1.28-
3日目はじわっと上げて、HK$1.30-
なにこれ。まったく盛り上がらない。それなりに売買は成立しているのですが、値動きの硬さが鋼鉄です。
僕は3日目にHK$1.29-で売却しました。
4日目からは下落に転じ、7日目にHK$1.21-を記録
それからは値を戻し、公開価格付近のHK$1.26-を推移
ウソでしょ。今年最大のIPOだよ。みんなの熱量が感じられないよ。
(中国鉄塔 株価チャート 上場から20日後まで)
期間最高値は3日目のHK$1.30-、最安値は7日目のHK$1.21-でした。
結果としては、最良のタイミングで売却できています。最高値の手前ですが、売り注文が厚かったので、最高値では成約まで辿りつけなかったことでしょう。
公開後の株価に勢いがなかったことが心配です。応募の62%も株式が割り当てられていたので、申し込みも低調だったことが伺えます。
大丈夫、中国株? もっと元気を出していこうよ。
市況は予断を許しませんが、残りの「滴滴出行」の北京小桔科技、フードデリバリーの美団点評のIPOにも、もちろん参加します。最大で1兆円を調達する注目の大型IPOですからね。
中国の大型IPOであぶく銭を獲得し、手堅く米国株で増殖させる。米中関係が良くないので、僕が橋渡しをしてあげようではないか。無敵コンボの炸裂に期待です。
<2018年のIPO成績>
シャオミ プラス32,500円
中国鉄塔 プラス14,000円
計 プラス56,500円 *手数料含む
前回のシャオミIPOでも同様の検証をしています。よろしければ、こちらもどうぞ。