ゼネラルエレクトリック(GE)の株価が下げ止まりません。
市場は総じて上下に波打った値動きをしていますが、GEだけは落下の安定一直線。孤独に耐え、単独で深海へと潜っていく孤高のダイブマンの様相を漂わせており、神々しいほどです。
保有していなければね。
稀に上げても株価が下がり切っていて上昇率ほどには変動せず、そもそも次なる下落への序章でしかありません。喉がつぶれてもなお応援し続けている僕は白目を剥いて卒倒しそうです。
株価は1ヶ月で22%も下落し、26年前の水準まで低迷してきました。同期間でS&P500は250%も値を伸ばしており、お願いです、僕の青春を返してください。
(GE株価チャート 1ヵ月)
下落理由として報道されているのは決算レポートと減配決定ですが、そんなこと今さらだろ、すでに織り込んでいたから1年前から下げ続けていたんじゃないのか。
いっそS&P500の3倍レバレッジETFにでも買い替えたほうが、まともな値動き幅に収まりそうです。
180万円で購入したGEの株券は、輝きを逓減し75万円にまで落ち込んでしまいました。
・・・それでも僕は売却しません。
なぜか。
GEにはロマンがあるからです。
僕は見たいのです。奇跡の大復活。
市場に見放され、使用後のティッシュの方が丁重な扱いを受けているほどに冷遇された、かつての時価総額世界ナンバーワン企業。
甦る姿を目に焼き付けたいのです。
歴史が動きます。122年前にダウ工業平均が発足した当時からの構成企業だったアメリカを代表する伝統企業、発明王トーマス・エジソンが創業した伝説の企業が、今、生きるか死ぬかの瀬戸際です。
傍観していては後悔します。この結末を体感できるのは、株式というチケットを握りしめた株主だけなのです。
糞があああああああぁ!