ブログを再開してから1ヵ月が過ぎました。
いいですね、アウトプット。
始めてしまえば楽しいのですが、僕は80日間も更新をストップしていました。
その間、何をしていたのか。
自分を探しにインドに行っていました。
ガンジス川で沐浴しながらの朝日が忘れられません。
・・・。
ウソです。
ごっつ日本にいました。
めっちゃ仕事していました。
僕が更新を止めたのが4月。
それからの足跡です。
4月、新しい業務が楽しくなってくる
5月、仕事に意義を感じ全力を投じる
6月、手を付けた業務が広がって身動きが取れなくなる
7月、とりあえずの山場を迎える
8月、夏休みが終わって茫然自失 ←イマココ
5月辺りから、怪しくなっていました。
与えられた業務は未来を切り拓き、素晴らしい成果を導くと考えてしまったのです。
停滞している会社を次の段階へと押し上げる画期的なプランだと。
今でもそうだとは思っていますが、企業はそんなに簡単なものではありませんでした。
頑張れば頑張るほど発生する調整、横やり、突飛な意見。
みんなの言いうことを聞いていたら、どこにも進まんよ。
優秀なサラリーマンは全体の意見をすり合わせ、導きたい方向へ会社を誘導するのだと思いますが、僕はそうではありませんでした。
と言うか、そうでないことを知っていましたが、思い知らされました。
会社で夢を見たらあかん。
企業は多数の同意を基に成り立っているので、周囲への説得も必要だし、ときには意見を曲げることも必要です。
そんなんで、キレッキレの未来なんて、適えようとしたらあかん。
サラリーマンは責任が限定された状況で、挑戦ができることがメリットです。
責任が限定されているということは、可能性も限定されています。
ビルゲイツとかジェフベゾスとか三木谷にはなれません。深田恭子とも、石原さとみとも、剛力彩芽ともお付き合いすることはできないのです。
付き合えるの?
いや無理。
いいのです、僕には妻がいる。
サラリーマンは知識を蓄え、経験を積むことができる素敵な機会だとは思います。だけど、入れ込みすぎてはいけません。
チャンスを活かしながら成長し、社会実験を繰り返しながら、将来への投資とする。
自分の人生を会社の命運と重ね合わしても、会社は僕たちを救ってくれません。
むしろ、会社がピンチになったら従業員を切り捨てるのが優秀な企業です。
株を買うときに、どちらの銘柄を選びますか。従業員を守る企業と、会社の生存を優先する企業。
・・・。
そういうことです。
うっかり間違えて仕事が楽しくなっても、どこかで達観して距離を置いている自分を維持しなければなりません。
僕はこの4ヶ月で学びました。
頑張って働いて貢献しようとしたけれど、達成できた結果は期待したものには程遠いです。
僕の力不足もあるんだろうけど、サラリーマンなんてそんなもんだと思います。
むしろ、キレッキレの結果が残らないからこそ、サラリーマンは生き残ることができるのです。
いい経験ができたので、これからはあまり肩入れすることなく、リラックスして業務に対応しようと思います。
与えられた業務で実験をしつつ、少しぐらいは貢献しながら、経験を積んで自分への投資とする。
サラリーマンに与えられたチャンスを余すことなく活用して、自分の人生の糧にしようと思ったのでした。