このブログでは、僕が読んだ本の感想を記事にしています。
インプットした知識をアウトプットすることで、記憶に定着するらしいです。ということも、本で読みました。
読書って素敵ですね。
アウトプットについての読書記事は、こちらからどうぞ。
以前は毎週1本の読書記事を書いていましたが、最近は業務による精神ダメージのために投稿が滞っていました。
記事を書かなくなると、読書の質が低下します。
誰かに伝えられるほど真剣に読まなくなるし、こりゃいかんと妻に感想を話しても面倒そうにあしらわれるし。なんだよー、真面目に聞いてくれよー。
読書量も減っていました。
毎週読書記事を書こうとすると、週に1.5冊ほど読み込まなくてはいけません。
3冊に1冊の確率で、箸にも棒にもかからない本に出くわしてしまうからです。
ああいう本、なんなんだろう。
書いている本人は悦に入ってしまって気づかないのだろうけど、担当編集とか、発行元とか、指摘できる人いないのか。
そういう本に限って、アマゾンレビューはおカネを払っているのか、高評価だったりするし。
せめて家族にくらいは草稿を読んでもらって、内容を昇華させてから出版してほしいものです。
ということで、しばらく読書記事を書いていなかった期間に読んだ本です。
「言ってはいけない 残酷すぎる真実」。面白かったです。
優れた知能や運動神経が遺伝するように、頭の悪さや運動音痴も遺伝します。
そりゃそうです。
卓越した才能だけ遺伝して、残念な能力は遺伝しないなんて、都合のいいことはありません。
けれど、そういう悪い面は意識しないようにしています。
天皇陛下はバンザイだけど、貧困は不公平だ。
みんな、そう言います。僕だってそうです。
本書では、遺伝するよー、継承されるよー、ということが記述されています。
外観が悪いと損するよー、ととかね。
倫理観をもとに否定している事象が、社会事象や実験結果をもとに記述されているのです。
事実を適切に伝えてもらえると、ああなるほど、となります。
僕が苦労しているのは外観のせいなのです。どうにも音楽センスがないのは父親譲りだからしょうがない。
事実は事実として、正直に伝えてもらったほうが助かります。むしろ、前向きになれる。
顔面が整っていない分、人よりも努力しなきゃいけないし、音楽は上達が見込めないから運動で活躍するしかないぞ。
ほらね。
優しく甘やかされても気づきません。ダメなもんはダメと言ってあげることが優しさです。
真実を真摯に受け止めて、これからの人生も頑張っていこうと思ったのでした。
そのほか、性行為や家族生活についても記述があり、子どもの習性について興味深かったです。
子どもって、親とは宿題の約束をしていても、下校の帰り道で話が盛り上がりランドセルを放り投げて原っぱに遊びに行っていましたよね?
親の言うことより、友だちとの関係を優先します。
あれって、子どもの知恵らしいです。
古代は親と一緒に過ごす時間が短く、年代の近いコミュニティとうまくやっていかないと生存できなかったらしい。
学校で嫌なことがるとこの世の終わりとばかりに悲観するのは、先史時代は同じコミュニティの友だちが、世界のすべてだったからなのです。
なるほどね。道理で我が家の子どもたちは親の言うことを聞かないわけだ。
・・・。
あれ?
長男は言うことを聞かないけれど、長女は聞き分けがいいぞ?
さらに隠された残酷すぎる真実が存在するのか?
読書って面白いですね。
これからも知識を貪欲に収集し続けようと思います。