話題の本は片っ端から目を通すようにしています。
僕は通勤中に本を読むので読書量が多くなり、本の供給が追い付かなくなるのです。
読みたい!というよりは、読まなきゃ。みたいな感覚です。
適当な本がないときに電車でやることと言えば、ネットニュースのチェックぐらい。
うっかりヤフーニュースのコメントを読み始めると最悪です。
とくに国際ニュース。
思想が偏ったコメントが氾濫していてバランス感覚を失ってしまう。
ストレスが酷いときにはマインドフルネスをすることもあるけど、あんなの周囲から見たら、意識を失いかけているヤバいやつですからね。
車内の空気を乱さないよう、「バッタを倒しにアフリカへ」を読んだので書き留めておきます。
著者はバッタの研究のために、アフリカのモーリタニアに旅立ちます。
大学院を卒業し研究室に残っていたものの、職はなく、不安定な状況での決断だったらしい。
言葉も話せず、ほかの外国研究者もいないなか、現地の研究所に飛び込んで巻き込んでいく。
生活や研究の困難を乗り越えて論文を発表し、成果が認められて、日本での研究職を獲得するのです。
読んでいて痛快でした。
バッタ研究の熱意を武器に現状を打破していく。
好きという想いを武器に、未来を切り拓く。
僕に足りないのは、これだな。
なにかを成し遂げようとは思うのだけど、これといった対象がなく、邁進するための原動力が出ないのです。
組織に囚われたくない!って想いだけは強いのですけどね。
あとは、人生を楽しく過ごしたい!とか、家族と幸せに暮らしたい!とか。
この方向性で、どうやって突き進めばいいんだ。
いかに子どもを愛しているのかを俳句にしたためて発表すればいいのかな。
平凡な毎日をYouTubeに投稿し続けるとか。
突進している感はあるけれど、盲進にしかならないや。
めっちゃ好きなこと。
うーん。。
我が家の子どもたち。それと妻。
彼らを愛し続けることで見える未来を追い求めてみようと思います。