レーシックは視力回復出術の1つです。
角膜を削り、レーザーを照射して屈折率を変更させます。
レーシックが医療費控除の対象になると知ったので、検査を受けてきました。
僕は中学生の頃からコンタクトで視力を矯正しています。
面倒だし、費用もかかる。目に直接装着するので、目へのダメージも心配です。お風呂の後にはメガネに代えるので、メガネ代もかかります。
レーシックには以前から興味があるけれど、ドライアイに悩まされるらしいし、視力が戻った知人もいます。
35万円ほどの手術費も躊躇していた理由の1つでしたが、医療費控除の対象であることを知り乗り気になってきました。
メガネやコンタクトレンズは医療費ではないけれど、視力回復手術は対象になるそうです。
ただし、視力回復手術は自由診療扱いです。保険補助はなく、全額支払い。
従って、高額療養費制度も使えません。
高額療養費制度が使えたら完璧なんだけどね。
所得を非課税にまで減らしてから治療を受ければ、自己負担を3万5,000円にできる。
高額療養費制度は所得が低いほうが優遇が厚くなりますが、医療費控除は所得が高いほうがメリットが大きくなります。
課税対象金額が大きいことに加え、所得税率が高いですからね。
医療費控除では10万円を超える金額の所得税率分の返戻ができ、住民税の対象額も軽減できます。
僕のように、退職を考えている人は、サラリーマンのうちに手術回復手術を受けたほうが良さそうです。
独立したらもっと稼げるようになるかもしれないけれど、事業主は自分の収入を調整できるし、溢れるほどに稼げるようになったらレーシック代くらいポンですわ。
視力回復手術では視力や眼圧などの通常検診に加え、網膜の厚さや瞳の形状などを調べます。
網膜が薄い人はレーシックを受けれらませんが、僕はむしろ厚いほうとのことです。
もしも視力が落ちてしまっても再手術が可能らしい。
眼内にレンズを埋め込むICLも検討していましたが、僕の場合は瞳に空洞が足りず手術不可とのことでした。
うーん、残念。ICLも医療費控除の対象です。
レーシックの検査にはすべて適合して、医師の最終診断を待ちます。
その間に眼孔を開く点眼を打ち、薬が効き始めるまでに手術の説明を受けました。
僕の悩みに対しての回答はこちら。
視力が戻ることがあるのではないか
→完全に視力が落ちることはない。もしも1.0以下まで低下した場合、3年以内なら再手術を無償で受けられる
老眼が早まるのではないか?
→すべての人に発症する。近視の人は近くに焦点が合っているため、老眼を感じていないだけ
ドライアイが心配
→まれに発症する。レーザーにより瞳のキズが原因なので、ほとんどの人は傷の回復とともに軽減する
医療費控除の対象なのか?
→そうだ
完璧や。
瞳孔が完全に開いてから正確な視力を計測しなおし、麻酔してから網膜の厚さを直接測りました。
麻酔のため痛みはないけれど、こわっ。
それから医者の診断です。
すみません、あなたはレーシックを受けれられません
えっ!?
ウソでしょ?
看護師さん、大丈夫だって言っていたよ。
僕の網膜は下部に厚みがあるそうです。
膜が柔らかい人に表れる症状で、網膜を削ると張りが減って下部が更に膨らみ、視力が落ちてしまう危険があるらしい。
合併症のリスクもある。
そして、手術後の後戻りはできない。
こわっ。
医者は手術をできないことを丁寧に詫びてくれました。
いえいえ、発見してくれて本当にありがとうございます。
手術してからの発覚では手遅れですからね。
ちゃんとしたクリニックで検査して本当に良かった。
残念ながら僕は手術を受けられませんでしたが、メガネやコンタクトを使用している人は視力回復手術の検討も一案です。
朝起きて、視界がクリアな喜びは相当らしいし、医療費控除も踏まえるとコスト面でも有利になりそうです。
くれぐれも、ちゃんとしたクリニックで診療を受けること。
セカンドオピニオンはもちろん、納得できるまで調べましょう。
僕の記事だけで手術しちゃダメ!
健康な身体は素晴らしい人生に欠かせません。
おカネを一生懸命稼ぐように、自分の身体にも気を配りましょう。