Nintendo Switchが我が家に来てから、1ヵ月が経ちました。
子どもたちがゲームを楽しんでいます。
とくに体感プレイが楽しいようで、コントローラーを振り回しています。
冬なのに半袖、額に汗。
こりゃあ健康になるや。
僕も楽しんでいますが、体感プレイは勘弁してくれ。
家のなかでドタバタしたくないんだ。
家具の損傷も心配なのだよ。
購入当初は保有ソフトがなかったため、インターネットのダウンロードソフトを利用しました。
本体購入については、こちらからどうぞ。
スーパーファミコン版のマリオカートが提供されていたので、早速ダウンロードしました。
マリオカートはiPadのアプリで遊んでいたので、子どもたちにも馴染みがあります。
スタートランプ2つ目でアクセルボタン、ロケットスタートね。
身体が覚えています。
当時はのめり込みましたが、今やると違和感がすごい。
現代のゲームクオリティに慣れてしまったので、画面のドットが気になるしバックミュージックも耳に障ります。
あと、めっちゃ難しいです。
最近のゲームはチュートリアルで遊びながら操作方法を教えてくれるし、プレイの最中もガイドコメントで進め方を導いてくれます。
対して、スーファミ版マリオカート。
操作ボタンはやりながら覚えるしかなく、ハンドルはシビア。
初プレイは僕が見本を見せて、ビリになりながらもなんとかゴールしました。
次はアプリ版マリオカートが得意な長男が挑戦。
ロケットスタートに失敗し、のっけから置いていかれます。
カーブでは砂地に入り込んで減速し、ジャンプに失敗してコースアウト。
ヘアピンを曲がり切れず、逆走です。
アプリ版だと遅れても見える位置で対戦相手が待っていて、ゴールまで盛り上げてくれます。
スーファミ版のコンピューターは容赦なく周回遅れにしていきました。
逆走を続ける長男、パニック。
アプリだと、逆走なんてないからね。
最初はワクワクし、途中からイライラし始め、最後は号泣。
コントローラーを投げ捨てて、初回プレイ終了。
大崩れして発狂。
大騒ぎし、疲れ果てて廊下で静かに寝ていました。
これぞ、ゲームです。
容赦なくプレイヤーを叩き潰す。
子どもたちは、泣くまでやる。
いかに負けず嫌いでいられるか。
すぐに諦めてしまうようでは、その後のストーリーを楽しむことはできません。
ボタン操作が分からずクリボーにやられ、上手くジャンプできずに落とし穴落下。
1分も遊べずゲームオーバーし、上手な友だちの順番を待つ。
すべてはそこから始まった。
あの頃の気持ちを忘れていませんか。
容赦のない現実に立ち向かい、上手くこなせるまで作業を続けるのです。
設定を呪い、クリアを疑いながら、それでもゴールへと進み続ける。
そう、まるでサラリーマンのように。
きっとエンドロールが待っている。
攻略不可能なムリゲーや、しょうもないクソゲーを掴んでしまうこともあります。
踏ん切りをつけ、次へ進みましょう。
大丈夫、ソフトは1つだけじゃない。
次のタイトルを楽しんでもいいし、違うゲーム機へ移行してもいい。
なんだったら、ゲームを止めたっていいのです。
そう、サラリーマンのように。
人生の可能性が僕たちを待っています。
僕たちは、人生を思う存分に満喫することができるのです。