我が家は幸運にも5,000万円を超える資産があります。
準富裕層と呼ばれるゾーンです。
日本では上位8.3%の世帯が該当します。
すごいな、12人に1人。
思えば、遠いところまで来たものです。
幸運に恵まれたとはいえ、資産運用に励み、節約に勤しんだ自分たちへの称賛は惜しみません。
ずっとサラリーマンを続けたことも。
今から、同じ期間サラリーマンやれと言われた発狂します。
残念ながら、まだまだ安心できる状況ではありません。
我が家には3人の子どもたちがいるからです。
適切な学習機会を用意することは親の務めだと思っています。
大層な話ではありませんよ。
努力するかどうかは自分たちで決めてくれ。
ただ、親の資金力が原因で勉強を諦めてはいけない。
自分の親が与えてくれたチャンスを、自分の子どもたちにも準備したいというだけです。
資金不足に陥ってはいけないので、教育資金は保有資産から独立させて把握しています。
長女が生まれてから使用している必要資金表がこちら。1年あたりの学費です。
3人の子どもたちが大学を卒業するまでは2,944万円が必要です。
我が家の可処分資産は、まだ3,856万円だということが分かります。
3,856万円でもすごいのですけどね。
アッパーミドル層。
上位21.1%。いいがな。
長女誕生から9年が経ち、学資計算の根拠を失念しました。
保険会社のデータだったと思うけど、よく分からない。
改めて、必要になる教育資金を算出しなおしました。
根拠はこちらです。
高校まで 文部科学省の学習費調査
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h30.pdf
大学 日本政策金融公庫の実態調査
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_h30.pdf
表を作り直しました。
必要な学習資金が、少しづつ増額していることが分かります。
日本ではインフレが起きていないと言われますが、教育費ではきっちりインフレが進行している。
給料は下がるし、養育費は上がるし。日本は大丈夫か。
当初は織り込んでいませんでしたが、大学の入学金も参入が必要です。
我が家に将来発生する教育資金は、3,6252,944万円に更新されました。
2,944万円から3,625万円への変更。
差額は681万円。
えらいこっちゃ。
学資を差し引いた保有資産は3,175万円。
よかった、ギリギリでアッパーミドルを死守できた。
・・・。
いいことあるかい!
準富裕層だ、わーいって言っていたけど、実は余裕がなかった。
更新結果は残念でしたが、現状を把握することは大切です。
我が家が学資を考慮して準富裕層に突入するためには、1,825万円必要なのね。
富裕層までは6,825万円。
立ち位置を把握しなおせたので、気持ちを新たに資産増加に励もうと思います。
皆さんの役に立つかもしれないので、必要な教育資金のテーブルをデータでも貼り付けておきます。エクセルに貼り付けてご利用下さい。
学費(更新後) | 公立 | 私立 |
幼稚園 | ¥223,647 | ¥527,916 |
小学校 | ¥321,281 | ¥1,598,691 |
中学校 | ¥488,397 | ¥1,406,433 |
高校 | ¥457,380 | ¥969,911 |
大学入学金 | ¥801,000 | ¥904,000 |
大学文系 | ¥1,148,000 | ¥1,601,000 |
可愛い子どもたちの無限の可能性のために、これからも頑張りましょう。