株価下落時の投資状況確認は辛い作業です。
いくら下がったのか悶々とし、いっそ目を逸らして逃げ出したくなる。
やってしまえば楽になるのです。
ああこんなもんだったね。とか。
想定以上に下がっているやないか。明日から頑張ろう。とか。
サラリーマンの月曜日と同じです。
日曜日から辛くなり始め、会社到着が最高到達点。
働き始めれば、いつも通りの退屈な日常が流れていきます。
サラリーマンって、株式投資の鍛練に適しているのかもしれませんね。
僕はサラリーマンをしていると気が狂いそうになるので、そのうち株式投資でも気が狂ってしまうかもしれません。
さて、今週の投資状況です。
103万円のマイナスでした。
おお、そんなもんかね。200万円くらいかと思っていたよ。
と、思う自分がいますが、3桁万円減ってるがな!
ボーナス分、吹っ飛んでるがな!!!
と焦る自分もいます。
焦ったほうがいいでしょう。
3桁万円減っても尋常にしているとか尋常じゃない。
中国で発生した新型コロナウイルスへの懸念が金融市場を押し下げました。
僕の保有株では、マカオを主戦場とするラスベガスサンズの下げが顕著です。
7.8%の下落。
強烈ですね。
ぐはっ。
市場に不安が広がるときには日本円が買われる傾向がありますが、円ドル相場は比較的安定しています。
同じアジアだから買われていないのか?
実は、そんなに新型コロナウイルスは心配されていないのか?
中国では春節休暇が始まり、中国人が世界中にお休みを満喫しに飛び立っています。
発生地の武漢は封鎖されたけど、春節休みの直前でした。
企業や工場の休みは、それ以前から始まっているので、ウイルス保有者の出国は防ぎきれていないでしょう。
意図せずとも、世界各地にウイルスがバラまかれてしまっていることは間違いありません。
来週は、さらに関連報道が賑やかになりそうだ。
そもそもだけど、居住エリアを住民ごと都市閉鎖してしまえるって、やっぱり中国はすごいや。
市場は読めないから、ただただ耐えるしかないのだと考えています。
そうすれば、長期的には富の拡大の恩恵に預かることができる。
でも、今回のように高確率で被害拡大が予想されるときは、どう立ち振る舞えばいいのでしょうね。
現金化して嵐が過ぎ去るのを待ったほうがいいのではないかと悩んでいます。
でも、これこそが狼狽売りなような気もしているのです。
不安は募りますが、歯を食いしばってしがみ付きます。
今回の災難も、きっと人類は乗り越えられる。
ウイルスの毒が強化されることを恐れつつ、今までと変わらずに保有を続けるのみです。
様子を見て、買い増ししちゃうかもしれない。
怖いけどね。
いくつもの谷を乗り越えて、きっと約束の地へと辿り着く。
その道のりを、ともに行きましょう。