億万長者物語

30歳100万円から運用を始め、39歳現在、資産額7,600万円。経済的自由を目指して、まだまだ頑張ります!


指差しポン

 

我が家で食べ物を分けるときは指差しポンです。

 

甘く香り立つパンケーキを5等分にカットし、湯気の向こうに3人の子どもたちの真剣な眼差しを見る。

 

僕と妻も、負けず劣らず本気です。

 

ストレスによるダメージで糖分を欲しているからね。

 

狙いが定まったことを確認し合ったら、唱和します。

 

目くばせして・・・。

 

ゆっびさしポンッ!

 

目当てを指差し、競合がいなければその時点で確定。

 

複数からの指名が入った場合はジャンケンで取得者を決定します。

 

単純に1番大きなものを指させばいいわけではありません。

 

いかに競合を避けることができるか。

 

単独指名を成功させると比較的有利な条件を手に入れるチャンスが増えるのです。

 

2番目に大きなものを選択したり、クリームやチョコレートが沢山かかっているものに切り替えたりと、葛藤を含んだ心理戦が繰り広げられます。

 

ブツブツと迷いを呟いて、あえてストレートに指名する戦術も有効です。

 

兄弟間の分け合いバトルから解き放たれるし、交渉術を身に付けられる。

 

指差しポンシステムは優秀な保護者戦術なのです。

 

 

 

我が家の女性陣がチョコレートをつくってくれました。

 

遅めのバレンタインデーかな。

 

長男が妻からもらえなかったと文句を言い続けていた。

 

こらこら長男。

 

そこは根に持っちゃいかんよ。

 

モテなくても堂々としておきなさい。お父さんもそうだった。

 

食い気に走る長男をなだめつつ、板チョコを溶かして紙型に流し込んでいきます。

 

机の上に花咲くセルフデコチョコレート。

 

マシュマロやクッキー、トッピングチョコも加えられていて僕も長男も大喜び。

 

とくにマシュマロが秀逸でした。

 

カップの上に飾ると可愛く、埋め込められたマシュマロは柔らかい触感が楽しい。

 

家族みんなで指名合戦を繰り広げ、次々と平らげていきます。

 

そして、最後の指差しポン。

 

2つは比較的大きく、1つはマシュマロ、1つはクッキーが加えられていました。

 

ちなみにクッキーもチョコレートとの相性が抜群です。

 

悩んだ末、披露される選択肢。

 

僕と長女がマシュマロ付き。

 

妻と長男は2番目に大きなものを選びました。

 

あえての2番目ね。

 

戦略の探り合いが上手くなってきています。

 

二女はデコレーションが崩れたカップを選択。

 

チョコレートは型紙の中で偏っていて、量も少なめです。

 

指差しポンには不人気を選択する戦術はありません。

 

指名合戦に敗れ続けても割り当てはあるので、大穴を指名する必要がない。

 

指差しポンは二女には難しかったようです。

 

妻が優しく尋ねて、今後の方針を導きました。

 

ねぇ二女、どうしてこれを選んだの?

 

自分で作ったのを食べたかったのー。

 

・・・。

 

なにその理由。

 

可愛すぎる。

 

 

 

視野が狭くなっていませんか?

 

少しでも有利な条件を引き出そうと切磋琢磨。

 

毎日毎日、終わらない凌ぎ合いに精神をすり減らしています。

 

いいじゃない。

 

少しぐらい大きかったり美しかったり。

 

本当に欲しているものは何か。

 

答えは交渉術のなかで導かれるものではなく、すでに僕たちの心の中に存在しています。

 

周囲の思惑とは違っても、自分が望むものに向かって邁進する。

 

出世? 正規雇用? 

 

おいおい、そんなもののために今まで頑張ってきたんじゃないぞ。

 

二女が教えてくれたミリオネアマインド。

 

ぶれることなく、望む方向に突き進もうと思ったのでした。