小学校の休校が延長されました。
僕の住む自治体では5月中旬までのお休みが確定です。
再延長も予告されていて、5月中の再開はなさそうだ。
休校するなら一度に宣言しちゃえばいいのに。
分割しての決定に、現場対応の苦心が見て取れます。
課題プリントを各家庭にポスティングしてくれたり、学校のサイトで動画を投稿してくれたり、頑張ってくれている。
先日、学校の前を通りかかったら鯉のぼりが揺れていて、涙が出そうになりました。
子どもたちは登校していないけれど、先生が用意したんだろうな。
青空を悠然と浮かぶ何匹もの鯉。
響くはずの笑い声はなくとも、澄み渡った静寂を行く。
コロナの一刻も早い収束が待ち恋しいです。
完全消滅は難しいだろうけど、共存を受け入れる覚悟。
学校閉鎖は緊急事態宣言よりも早く始まっていて、子どもたちはより長い我慢を強いられています。
それはそれで楽しんでいるけどね。
僕も妻も在宅のリズムが確立しつつあって、のんびりと流れる時間が快適だったりします。
休校とともにもたらされた連絡。
学校行事の取り止めです。
学習時間の確保が課題だし、しばらくは生徒を集めての指導は難しいだろうから仕方ありません。
宿泊授業が無くなり、合唱発表がなくなりました。
授業参観もなし。
そりゃそうだ。
通勤電車で不特定多数の感染可能性源に囲まれている僕たちがクラスに足を踏み入れていけません。
とくに残念だったのは運動会の取り止めです。
外じゃん! 校庭じゃん!
文句を言うのは止めにしよう。
関係者が考慮を重ねて導いた結論を尊重したっていいじゃない。
組体操や応援合戦は密集して行うからね。
騎馬戦や棒倒しなんて目も当てられない。
怒号が飛び交うから飛沫感染まで危ぶまれるのです。
徒競走は問題ないと思うけど、それだけのために運動会を開催するのは手間がかかりすぎます。
残念だけど、中止が適当です。
子どもに伝えたら、長男激怒。
休校の延長には文句を言わなかったのに。
長男宣言。
もう学校に行かない。
運動会がないなら、学校の意味がない。
おいおい。
今まで何しに行っていたんだ。
楽しみをもって登校できることは素晴らしいです。
それが勉強と関係なくても構わない。
大いに育ってくれ。子どもたち。
先生に迷惑を掛けていないかは心配です。
僕は、なにか楽しみをもって出勤できているだろうか。
ボーナス? 出社不要の自宅待機?
不謹慎だけど、台風直撃の前夜はワクワクして過ごしています。
なんて後ろ向きなんだ。
愕然とする。
健やかな希望に焦がれる子どもたちを見習い、楽しみをもって日々を過ごしていこう。
それが辞表を提出することだっていいじゃない。
素晴らしい目標です。
後ろ向きに積極的。
しっかりと歩んでいこうと思います。